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紅翼鳥物語 その3
前回、白里は紅翼鳥に回復呪文をかけるのであった。
白里は、紅翼鳥に回復呪文をかけた。そして話しかける。
「どう、よくなった。」
「んん、少し元気が湧いて来たような。あいててて
て、まだ全然治ってないようだ。」
その様子を見てヌコサは、
「ああ、これは呪文をかけてから何日も待たないといけないやつね。やはりこれは折れている様ね。」
と、つぶやいた。さらにヌコサは、
「あなた色々あって結構お腹が空いているでしょ。何
か持ってくるから。」
と、紅翼鳥に話しかけた。
すると紅翼鳥は調子に乗って、
「ならば銀河奥地の山の中に生えているぶどうを数粒。あれは人生の中で一番‥‥‥。」
そんなことを言われても、と思う白里の顔を見てヌコサはあきれた顔で、
「白里、もう帰っていいよ。」
と言うので、紅翼鳥は焦って
「ごめんごめん、そこらへんに売っている唐辛子でいいからさ……。」
と言い直した。
三人は、エサについてもめる。その後、紅翼鳥は広い世界について語るのだった。
次回『ヌコサの島守』
「紅翼鳥物語 その4」
きょう朝9時
お楽しみに!




