7
少しはなしをトバシトバシ
賛否両論や、こうすればよかったのにああすればといういけんもあるのかもしれません
でも、壊れてしまえば正常な判断なんて浮かばなかった。
そんな少女の生きた証です
結局、高校を卒業までは実家で暮らした。
家を出たら言いと思うかもしれない……
でも、その頃の私は、家を出た後どうやって生活するのか、バイトをするにしても今の精神では難しいのもなぜか冷静に判断していた。
勢いに任せてできればどれだけよかったのだろう?
冷静な判断ができていたと言えば聞こえはいいだろう。
だけど、実際は、追い討ちを掛けるようなものだった。
結局外に出ても"居場所"なんてないようなものだ。
おうちを借りるにしても、どうすればいい?
お金は?
身元保証人は?
結局私にはどうすることもできないのが現実。
この頃からだったらろうか?
あの人を憎むようになったのは……
私と比べて自分があんまりにも惨めに感じてしまうようになったのは……
考えてみてほしい。
どんなに他人に酷い仕打ちをしても見捨てられることなく生きているあの人。
なんなら仕事なんてしないでも、すむところや食事が保証されている。
私はというと、酷い仕打ちに耐えるしかなく、あの人の機嫌が悪いと食事や睡眠、心の安息もない。
その上、すきだった人から捨てられた。
涙が溢れて狂ったように泣いた。
誰も私のことなんて愛してくれない
死にたい
死にたい
死にたい
……消えたい
……もう嫌だ
……たくさんたくさん頑張った
……もう終わりにしたい
気がついた頃には、心はぼろぼろになりいびつな私の心があった。
そんな日々を過ぎ、大学生になった。
学費を考えて安くすむように短大にかよった。
短大の途中にまた、あの人から暴力を振るわれることがあり、お父さんがたの祖父母の家にすむことになった。
でも、もう心は壊れていて、安心もなにも感じなかった。
大学生の頃はもう誰とも関わりたくなかった。
一人で行動し、食事は一人で食べグループ活動などの必要最低限の関わりだけした。
情緒は不安定だったが、人前では平気なふりをした。
学生生活最後の日彼にふとメールを送った。
今までは、送っても返事が来なかった。
だから送るのはやめたメール。
この日のメールも返事がなければよかったのかもしれない。
壊れた私には、幸せな感触も毒になっていたのだから。
でも、あの日の私はまだ気づいていなかった。
正常に戻りたい。
私は壊れてる。
私は……
まだ、主人公の苦しみは続きます。
ふと思ったんですが、現実的に書くとやっぱりハッピーエンドはほぼないと感じました。
でも、バットエンドで終わらせると私としてもなんともいえない気持ちになるので
すこし非現実てきなところをいれてハッピーエンドを目指そうと思います
その過程でいくつかのバッドエンド?みたいなものは描こうと思っています。