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⑶『作法狂い』・・・終わりに

⑶『作法狂い』


   ・・・終わりに



作法に狂うなどという、意味不明なことから始まったこのエッセイも、丁度終わりを迎えるにあたって、しかし、この狂いシリーズの作法としても、この、終わりに、は、いつも端的に完結していると思う。まるで、自暴自棄になって、暴走したかの様に、狂いとは、自然に行われている。



何かに作法が必要なら、作法の必要のない現象を編み出せば、作法狂いなどという文章も、必要なくなるだろう。しかし、人と人が邂逅する時、一定の作法は、必ず必要である。当たり前だが、人間には、言葉、声、表情、身のこなし、記憶、様々に重なり合って、作法として表現されるのである。



狂いたい人は、作法に狂えば、それで満たされるだろう。しかし、中身のない狂いなど、本当の狂いだろうか、とも思う。核心在っての、作法じゃないかと思う。つまり、作法を気にする余り、自分を見失った人が居たら、早急に、作法はそう言うものではないかもしれない、と言うことも、一つの作法かもしれない。

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