自殺したいと言う人に、「どうせ死ぬ気は無いだろう」と言うのは間違っていると思う
こんな、くだらない話を読もうと思うのは、あなたが気まぐれな人だからでしょうかね?それとも、僕と同じように、考えるのが好きな人だからでしょうか?もしかしたら、思いつめている人かもしれませんね?
考えるだけで楽しくなってきます。きっと、この話を読もうと思った人は、僕と同じような事を考えている人が多いと思いますから。
僕は、中学三年生です。歳の割には色々な事を経験していると思います。
その経験の過程で、色々な事を考えてきました。今回は、その内の一つを、お伝えしようと思います。
「どうしてたくさんの人が、死にたいって言っている人に対して、「じゃあ死ね」とか「どうせ死ぬ死ぬ詐欺だろ」とか言うんだろうね?」
友達と会話していた時に、僕がふと疑問に感じた事です。
ネットを見ていると、死にたいと言っている人を見かけることがあります。
例えば、掲示板に書き込まれた、「もう死にたい」という言葉。探せば、この手の掲示板はいくらでも見つけられると思います。
その手のものを探していると、もう一つ、見つけるんですよね。
「死にたい」とネットに書き込んだ人に対する批判です。もちろん、全ての人が批判しているわけではありません。ただ、そういう事を言う人が少ないとは言い切れない。という話です。
なんだか回りくどいですね。単刀直入にいいましょう。
なぜ、多くの人が「死にたい」と言う人に対して批判をするのか、疑問に思うんです。
リストカットをしている人に対して、「注目して欲しいだけだろ」とか、自殺したいと言う人に対して「かまってちゃん」と言ったり(ネットに書き込んだり)とか。
その後に、そう言われた人達が自殺したのかは今回の論点(論点とは言わないかもしれませんが)ではありません。
僕は思うんです。1番大事なのは、批判を受けている人達が自殺をほのめかしている事ではなく、その人達が苦しんでいる事ではないかと。
もちろん、全ての人が本当に苦しんでいるとは言いません。もしかしたら、中には何も思いつめていない、ただ構って欲しいだけの人がいるのかもしれないとも思います。
でも、それが全てではないと思うんです。
落ち着いて考えてみればわかります。自殺と言う、日常から離れた、多くの人が深く関わることのない行為を、口にしている人がいるんです。その裏には苦しみがあるのではないでしょうか。
自殺を実行に移すかは別として、その人を苦しめる何かがあって、その人は苦しんでいる。
普通に考えれば、そんな事は簡単にわかるのではないでしょうか。
自殺を考えるほとんどの人が、苦しんでいると思います。
だって、自ら命を絶とうとしているんですから。
小学生でもわかるような事なのに、なぜネットに批判を書き込む人はそう思わないのでしょうか。
誰かが、死にたいと言ったときに、その人が構って欲しいからそう言っているんだろう、と思った事はありますか?
僕はあります。どうせ構って欲しいだけだと、注目を浴びたいだけだと、そう思っていました。
でも今は、その人が実際に苦しんでいるかどうか、そこは大事じゃないと思うんです。
実際にその人が死にたいと思っていたのかも、この際関係ありません。
可能性の話です。
少しでもその人が苦しんでいる可能性があるなら、その人に対して「何かあったの?」と、聞いてあげるべきだと思うんです。
その人が少しでも楽になるかもしれないなら、その人に対して優しくしてあげるべきだと思うんです。
要するに、構って欲しいだけだと思う前に、ネットにその人を傷つけるような事を書き込むのも、実際にその人に言うのもやめようよ、と言いたいんです。
僕の意見は、本当に構って欲しいだけの人の思うツボかもしれません。
何があったのか聞いてみても、実際には何も苦しんでいないのかもしれません。
でも、だからってその人に対して何か悪口を言う必要はないと思うんです。そうやって、誰かが苦しむ可能性を上げなくてもいいと思うんです。
結論として、ネットに悪口を書かないで欲しい、誰かに悪口を言うのはやめようよ、と言いたいだけなんです。
読みにくかったり、伝わりにくかったりしたかと思います。僕よりも深く考えている人や、しっかりとデータを取って考えている人からすれば、何を言っているんだ、こいつは?それは違うだろ!!と思うかもしれません。
もしも、僕に何か間違っている事があれば、教えていただけると嬉しいです。
中二病は黙ってろよ、と思ったでしょうか?
今の所、僕は間違った事を言ったつもりはありません。
一応、補足ですが、僕は自殺を止めるべきだとも思いません。あくまでも、苦しんでいる人が少しでも減ればいいと思っているだけです。
影響力は無に等しいと思いますが、もしも、この文章で少しでも楽になる人がいたら嬉しいです。
何か考えるきっかけがあったら、結論を出してから、今後も短編として書いていこうと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この手の物を書くと、書き初めは楽しいです。書いている途中はあまり気分が良いものではありませんけど。