東九州道と地獄巡り
連休初日の29日、小学校の修学旅行以来○十年ぶりに別府へ。
ちょうど一週間前に開通したばかりの東九州道を通ってみたかったのと、ボランティアに行くほどの行動力はないのでせめて観光でもと思ってのこと。
同じように考えてくれた友人を途中で拾って、東九州道へ。対向車線には災害援助からの帰路かなと思われる車がだいぶみられました。
もともと、大分への道は混むことが多かったので東九州道ができることで混雑解消はされるだろうなぁとは思っていたものの、連休初日だし九州道が一部通行止め(当日9時に解除)でもあったから、混むだろうなぁという予測は当たらず、順調に流れて思ってたよりも早く別府に到着。
高速を降りてからは、看板の通りに進んでまず坊主地獄へ。
駐車場がガラガラでビックリ。
共通券の対象ではないところだったけど、天然記念物指定のここの由来に友人と二人してビックリ。
次からは、共通券利用できる海・坊主・山地獄へ。この三つは近いので車を止めたら徒歩移動。
海地獄では地獄蒸しのプリンと温泉卵を買って美味しく頂きました♪人が乗れるというほど大きくなるオニ蓮は残念ながらまだまだ小さかったけど、小学生の時に確かにここに来たって思い出しました!
足湯や家族風呂もあるみたいだったんですが、準備してなくて断念。
山地獄には動物園が併設されてて、とても大きなカバや、フラミンゴ、孔雀に猿にウサギ、カピバラ、馬が飼育されてます。
ウサギ小屋で飼育員さんと話すことができて、地震の時は動物が心配で夜中に見に来たこと、普段の飼育時の苦労なんかのお話なを聞くという貴重な体験も出来ました。
また、ちょっと移動して次は白池、鬼山、かまど地獄へ。
白池では熱帯魚なんかが、鬼山ではワニが展示されてて、9年ぶりだったかな?子ワニの繁殖に成功したということで子ワニも。大人のワニは日光浴でほとんど動かないんですが、子ワニは結構活発に動き回ってましたね。
ただ、ワニ革が…っていう反応を私たちも含めてしてしまったのはご愛嬌ってとこですかね(笑)
このあと、駐車場までを回り道してお土産やさんに入ったり、ご飯を食べてゆっくり。
最後に血の池、竜巻地獄へ。
血の池は若干水が少ないかなぁって思いました。記憶だともっと赤かったような。
竜巻地獄は30分に一度間欠泉が吹き上がるので、少しだけ待ったら見ることが出来ました。圧力が上がることで、吹き上がってくるらしいのですが、なかなかの迫力。最後にいいもの見ましたって感じです。
実は血の池にいる頃に地震があったみたいなんですが、私たちも含めて、その辺りにいた他のお客さんや店員さんも気づいていなかったようで、メールや電話で初めて知ったという人が大部分でした。
帰りはのんびりでいっかぁってことと、地震の影響で一部区間が通行止めだったので一般道で。
一番混む時間帯の夕方にも関わらず、渋滞にはまることもなく帰ることが出来ました。東九州ができたお陰なのかな?
今回、別府に行って思ったこと。
一般道も高速も問題なく走れました。しかし、連休初日にしては車の数が少なかったのではないかなぁと思います。
別府に着いてからもどの駐車場もガラガラで、他県ナンバーの車は少なかったです。そういえば、観光バスも見なかったですね。お土産屋さんでも、お昼を食べたお店でも例年なら初日でももっと多いと。こんなに少ないのは見たことがないと言われていました。
別府市内でも瓦が落ちたり、物が落ちたり、地獄巡りするなかでも、立ち入り禁止部分があったりもしましたけど、観光するには問題がないくらいのレベルだったみたいです。
宿によっては全キャンセルになってしまってるとこもあるみたいでした。お昼を食べたお店では仕入れの量の予測がつかないからどうしようもないともおっしゃってました。
テレビでは酷いところばかりを放送するので、遠くの人にはわかりませんよね。復興のための支援をってことなら、むしろ大丈夫なところを放送して、現地に人が行くような番組を作るのが大事ではないかなっと思いました。
もちろん、熊本も大分も避難所生活をされている人たちが大勢いるのはわかっていますし、その人たちへの支援が最優先なのはわかっているんですが、そこだけをクローズアップするのではなく、普通の生活に戻っている地域の人たちが風評被害に合わないようにすることも大切な支援の一つではないかなと思います。
最後になりましたが、次は宿をとってゆっくり温泉に行きたいですね。
うみたまごも高崎山もラクテンチにも行ってみたいし。
最後まで読んでいただき有難うございます