表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クスノキさん  作者: 昼行灯
ローラン勇者編
80/86

080:パティの記録帳

「おはようパティ、おねぼうさんだね!」

金の髪に青い目の青年が話しかけている、綺麗な瞳、誰だろう?

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・

「おはようございます、ランディ様」


キスをする、、ランディ様、、、愛しています。


私の勇者様




母は聖女候補だったらしい、ある日暴漢に乱暴され私を孕んだ

汚れたものは要らないとばかりに教会から追い出された


世間を知らない母に待っていたのは利用されるだけの人生だった


私は生まれたときに奴隷として売られた、光魔法を持っていたので高かったらしい

買い取ったのは国だった、勇者専用の奴隷として教育された

処女のまま色々な性技を教え込まれた、処女を勇者に捧げいいように操る道具




勇者が召喚された

金の髪に青い目の少年、ランディ・グレンフェル可哀相な勇者様

「はじめまして、勇者様のお世話をさせていただきますパティといいます」

「え?僕のお世話って、え?」

その夜、私と彼は大人になった


「お前の世話をすることになったエリック・ローランだ、エリックでいい」

「よろしく、エリック!」

「ランディ様」

王族の方を呼び捨てにするなんて、良いと言われたからって

「いい、よろしくなランディ、パティもよろしくな」

第一王子のエリック様、始めは怖かったけどやさしいお方


「生き物を殺すなんて、出来ないよ!」

ランディ様のいた世界では魔物はいなかったらしい

生き物を殺したこともないという、まるで理想郷


「パティは僕が守るから!エリックもついでに守るよ?」

「ありがとうございます!」

「今の戦いは私がパティを守っていたがな?」

「次は僕が守るから!」

ずっと、この時間が続けばいいな




「パティ?」

金の髪に青い目の青年が話しかけている、綺麗な瞳、誰だろう?

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・

「はい、なんですか?ランディ様」


キスをする、、ランディ様、、、愛しています。


忘れたくない、、記録を残そう、忘れても思い出せるように




戦争が始まった

「すまないランディ、父上を止める事が出来なかった」

エリック様が悔しそうに話している

「僕も戦争に参加するの?、、、ひとを、ころすの?」

「すまない、私も一緒に行く」

「うん」

「すまない、、」



ランディ様が帰ってきた、何も話さない、抱きしめる

抱き合ったまま一緒に寝る、ランディ様、、



「勇者の様子はどうだ?」

「はい、だいぶ落ち着いてきました」

「次の戦いには出陣できそうか?」

「それは、まだ無理かと」

「出来るようにしろ、命令だ」

「はい、、」

「そういえば、お前はもう処女ではないのだったな、脱げ」

拒否しようとすると全身に痛みが走る、逆らえない



「やだ!パティと離れたくない!」


「そうだ、こうすれば!」

ああ、ランディ様、剣が心臓を貫く


「ずっと一緒だね、パティ」

・・・・


「ここは?」

「パティ、おはよう!」

「ランディ様、私は死んだのでは?」

「蘇生魔法だよ!これでずっと一緒にいられるね!」


「パティ、また遠くに行くんだって、一緒に行こう!」

「はい」

5回死んだ時、隷属魔法が切れた

脱げといわれたので、あいつを殺した

あいつも王家の血筋だったはずだ、ランディ様では殺せないやつらだ

私だけ自由になるなんて、ランディ様も、、、




最近、、自分の記憶と記録の区別がつかなくなってきた


もうそろそろ限界なのかも


ランディ様、、私の全て





わたしのすべてをかけてあなたをじゆうにしてみせる


それがわたしのたったひとつの



ねがい


--------------------------------------------------------------------------------------


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ