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クスノキさん  作者: 昼行灯
ローラン勇者編
6/86

006:依頼を受ける

朝宿屋で朝食をいただき早速ギルドへ向かう

武器とかなにも持ってないのでとりあえず、薬草採取か街の中での力仕事とかからかな


ギルドに入り依頼ボードを見てみる、Fランクの依頼は、荷物運び、薬草採取、ゴブリン討伐

やるとしたら薬草採取かな、なるべく目立ちたくは無いが普通の人と同じ速度でやってても

成長が遅くなるだけだし、ある程度は目立つの覚悟で生活するのに必要な金額は稼ぐか


依頼書を取って、空いてるユインさんのところに行く

 「おはようございます、依頼を受けたいんですけどいいですか?」

 

 「はい、依頼書とギルドカードをこちらにお願いします、薬草採取ですねミギリ草を10束で銀貨5枚になります」

 

 「すみませんミギリ草に付いての見た目とかの説明と生えている大体の場所とか教えていただけますか?」

 

 「はい、ミギリ草はこちらになります、基本的にどこにでも生えているのですが

  生えている本数が少ないので探すのが大変です。戦いに慣れてない冒険者は北門を出た先の草原が

  比較的安全に採取出来ると思います。森に入ると群生していたりしますが、ゴブリンやウルフが

  でるので戦闘に自信のない方にはお勧めしません」

ミギリ草の見た目と見分け方が書いてある紙を見せてもらった


 「ありがとうございます、では行ってきます」


北門は昨日入って来た門のことで安全な草原というのは最初にいた草原のことらしい

たしか鑑定した草がミギリ草だったきがする。

露店で昼飯を買い雑貨屋で薬草を入れるための袋を買って早速森に向かう、

草原?無尽蔵に鑑定できるならいいけどMP10もするからちょっと無理だしね10束で宿代分の報酬なんだから

初心者が一日探してやっと集まるってとこだと思うんだ

とりあえず稼ぐには群生地見つけないとだし魔物も倒したいしね


ちなみにアイテムボックスは時間が停止してました、道すがら昨日の魔物を取り出して

魔石を確認してみたらアイテムボックスに入れたときと同じ輝きを確認できたので

どれくらいレアなスキルかが不明なので希少度確認するまで存在は隠すことにしよう。


索敵をしながら隠密で移動する、ミギリ草らしき草の集まりがあったら鑑定しながらしばらく進むと

少し先に5体位の集団がいる、なんだろう?

気づかれないように近づいてみると緑色の子鬼?

鑑定してみると


名前:ゴブリン

種族:魔物

HP:20/20


ゴブリンか、囲まれなければ問題ないかな、位置的にはもう少しこの辺りこの木の配置なら

まとまって襲うことは出来ないか、では

 「ウィンドカッター」


 「ゲギャ!」

まず1匹、いきなり仲間が死んで混乱中かな、続いてもう一発、

 「グギャ!」

2匹、こちらに気づいて武器を振り上げながら迫ってくる

木に阻まれて1匹づつ並んで向かってくる、うーん馬鹿なの?

 「ウィンドカッター」

 「ウィンドカッター」

 「ウィンドカッター」

終了です、、、、まあいいか


持ってた武器は、木の棒3にぼろぼろの短剣1にこれもぼろぼろの剣1

短剣と剣は使えそうなので取っておくかな、ぼろぼろな上に臭いな

短剣で心臓の辺りを切り裂いてとあったあった魔石、

ちょうどいいな今日は武器持ってなかったので薬草だけにするつもりだったけど

剣買ったことにして討伐したといって魔石も売るか


そんな強くない魔物は全部SP1なのかなSPが倒したぶん5増えて6になってるな

20になったら水魔法取ろうもうなんか臭くてたまらんなんかむかつく!

臭くてむかつくとかどういうことだよ!



その後ゴブリンやウルフを見つけ次第狩っていき水魔法を取得、短剣、剣、手を念入りに洗いました。

途中でミギリ草の群生地もいくつか見つけ合計50束収穫

お昼をはさんで、狩り続行、あれ?薬草採集じゃなかったっけ?


しばらく狩りを続けたが、暗くなる前に街に戻るかな、

最終的に魔石65で残SP46、薬草120束になった120束は多すぎるから納品は40束位にしとくかな

魔石もウルフの魔石20にしとくか、薬草は納品の日を分ければいいが


魔石はこれからどんどんたまって行ってしまうな、おそらく今日換金する20でも変に思われるだろうし

今後もこれ以上の量は収められないだろうからなあ、なんか自分で消費できる工夫をしないとな

まあ錬金で消費できるんじゃないかと思っているんだけどね、

次ぎ取るのは光魔法と決めてるので錬金はそのあとかな、

魔石自体はアイテムボックスにいれるとゴブリンの魔石(45)という具合に1アイテムとしてまとまるので

消費出来るようになるまでは、貯めておこう


しかしスキルレベル1個も上がらないな、魔力自動回復はほとんど常時発動してるけど生命力自動回復が

まったく発動してないし、もう少し効率的に発動するように心がけるかなあ

街の中ではMPあまらせとく必要ないしHP減るまで鑑定使いまくったほうがいいか

索敵1、隠密1、偽装1も常に発動するように心がけておくか、と北門が見えてきた

アイテムボックスから剣をだしでベルトに挟みこんでと袋に薬草40束と魔石20入れて、よし

あっと剣持ってるからギルドカード見せないとダメか、


 「どうもお疲れ様です、ギルドカードです。」

 

 「ああ、冒険者か見ない顔だな、Fランクってことは新米か」

 

 「クスノキといいます、お見知りおきを」

 

 「おう、門番のディドだ、がんばれよ!」

特に問題なく街に到着と、ギルド行って換金するかね


 「ユインさんお疲れ様です、薬草採取の達成確認はここでいいんですか?」

 

 「はい、お帰りなさいクスノキさん大丈夫ですよ、ここに出していただけますか

  まず全てミギリ草か鑑定をします、鑑定は2回しか行いませんMP消費しますからね

  納品する全体に対して鑑定をしてミギリ草の束になれば依頼達成です。

  ミギリ草以外が混じっていると鑑定結果が草の束になってしまいますので気をつけてください、

  2回草の束と出てしまうと依頼失敗になります、ミギリ草以外混じっていないか

  よく確認してくださいね」


 「了解です、はい40束になります鑑定お願いします」


 「お、多いですね、、鑑定前に確認はしなくてだいじょうぶですか?」


 「あ、はい取るときに念入りに調べたので大丈夫です」


 「そうですかわかりました、では鑑定しますね」

おー、鑑定してる、なんかなんとなくわかる、これやっぱり鑑定とか使うとわかっちゃうんだな

同じ鑑定もちだとわかるのかな、んー冒険者とかにはうかつに鑑定使えないかなあ

鑑定のレベル上がればわからなくなったりするのかなあ


 「はい、鑑定結果がミギリ草の束でしたので依頼達成になります、40束ですので銀貨20枚です」


 「ありがとうございます、あのーユインさんは鑑定スキルもちなんですね

  もしかして鑑定スキルって皆普通に持ってたりするんですか?」


 「??、あ、いえ鑑定もちは珍しくはないですけどそんなに多くないですね、

  ただギルドでは今のように鑑定がある程度必須になるので受付業務を担当する者は皆鑑定を持っていますね、

  逆に言えば鑑定スキルを持っているのでギルド職員になれたといってもいいくらいです

  鑑定持ちは商人の家系にたまに生まれますので、凄く珍しいというわけではないのですが

  持っているだけで職に困らないといういいスキルですね

  鑑定2以上があれば、貴族召抱えや3以上なら王宮勤めも可能ですね

  」


 「ほー、そうなんですね、ありがとうございました」

買い取りカウンターに行って、魔石をうってこよっと、ウルフ魔石銀貨4枚×20個=銀貨80枚でした


今日の稼ぎは銀貨100枚か、つまり10万円か、どうなんだろうね


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名前:クスノキ サトル

種族:人族

性別:男

年齢:25

職業:魔法使い(初級)

HP:100/100

MP: 60/60

STR: 5

DEX: 5

AGI: 5

INT:24

SP:46

スキル:言語翻訳

索敵1、隠密1、鑑定1、偽装1、アイテムボックス


水魔法1、風魔法1


生命力自動回復1、魔力自動回復1


お金:銀貨62枚


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