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クスノキさん  作者: 昼行灯
ローラン勇者編
49/86

049:閑話異人探索隊

夕刻、

飲み始めるには少し早い時間だが

既に出来上がっている冒険者が多数いる酒場、、


ローブ姿の男が入り口を潜る、新参者にちらりと目を向ける者もいるが

何の変哲も無いその風貌に直ぐに中断した話を再開する


「兄さん、ひさしぶり!」


ローブ姿の男が店の隅で独りひっそりと飲んでいる男に声をかける


「ああ」


ローブのフードを下ろし向かいの席に座る


「いらっしゃい、何にしますか~?」


座ったところを見計らい店のウェイトレスが声をかける


「同じものを!」


「はーい、ビールおねがいしまーす、あら?お兄さんたちはご兄弟?」


「ああ、久しぶりに会ったんでな、再会を祝して乾杯するところだ」


1人は剣士風の出で立ち、もう1人はローブ姿の魔術師風だが顔が瓜二つなのだ


「で、こんな場所で待ち合わせって事は」


「ああ、来たぞ」


独りの冒険者風の男が入ってくる、連れはいないようだ

食事と酒が来ると普通に食べ勘定をし店を出て行く


「ソロなの?」


「ここ1月でランクがEからBになった」


「ああ、それはたしかに候補だね」


「既に先発が仕掛けた筈だが連絡が付かない」


「強いんだね?」


「ああ、未知数だな」


「それで僕達ヘル兄弟にお呼びがかかったんだ?」


「そんなところだ」


剣士風の男の名は、時忘れのグヘル

魔術師風の者の名は、千手のザヘル


と、いう。








「酒場から付けられてるなあ、めんどくせえ」


宿屋を通り過ぎ街の外に向かう


「この前のやつらの仲間かな?」


街道を外れ林の中に入ったところで男が2人姿を現す。


「2人?、まあいい殺るだけだ」


先手必勝!肉体強化を発動し剣を抜きつつ剣士風の男に突っ込む

上級剣技、5段付きだ!

構えも出来ないのか、雑魚だな!おわ


「がっ!」


なにが?体中が切裂かれている!な、いつの間に後ろに移動したんだ?


まだいける、か


え?武器がない?え?手が、、










「ね?冒険者さん、生きたい?、、、、、、」


ローブの男が何か言っている、、、


「兄さん、こいつは違うんじゃないの?」


「それを判断するのは俺たちじゃない、移送部隊が来た、後は任せれば良いだろう」


「はーい、じゃあしばらくこの街で遊んでもいいかな?」


「いや、国境沿いの街に行くよう指示が出ている」


「えー、じゃあ兄さん先行ってよ、僕はちょっとこの街で遊んでから行く!」


お前が遊ぶと後始末が大変だと、工作部隊から苦情が来ているんだがな


「わかった、なるべく早く来い」


「はーい!」



ユニークスキル、ザ・ワールド!

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