023:日常
最近なにやら監視されているらしい
毎日というわけではないが、ギルド辺りから付いてくる者がたまにいる
ギルド職員であったり冒険者の追跡隠密持ちの人であったり
たまに妙に隠密のレベルの高い者がいたりする。
追跡者があるときは、効率が悪くなるが東門から出た草原や林で
索敵を使いながら数の少ない魔物を背後から襲ったりしている
ギルドで認識されている自分の戦闘方法だ、がんばってますよ?
それだけだと暇なのでついでに薬草等も採取している、金策だ!
それでも暇なので、索敵や鑑定等を魔力操作によって負荷多目にして
MP0でHPに割り込むまで使いまくる。
追跡者がいないときは迷宮に行って、4-5Fを周回する日々をつづける。
スキル確保だ!
おかげで、スキル成長に伴い以下のスキルが変化した
水魔法→氷魔法
索敵+鑑定→解析
隠密+偽装→幻影
生命力自動回復+魔力自動回復→再生
氷魔法は予想通りの派生、
解析は完全上位スキルで索敵で引っかかったものも直に見ないでも鑑定できるようになった
偽装も効果がなくなるみたいで相手の情報が全て見えるようになった
そして魔道具屋のばあさんが、偽装4だったことが判明した、鑑定も4
錬金5、土魔法4、空間魔法2、魔力操作4となんかとんでもない人だった
まあ、両方とも気づいてない体で今まで通りの付き合いを続けている。
大人の関係ってやつだ、フフフ
幻影も上位版+偽情報というかまぼろしを見せれるようになった
レベルの低い追跡者にはまぼろしを見せることで、完全にフリーになれるようになった
再生はHPMP回復に状態回復も追加された、
レベルがあがれば回復量、状態回復時間も短縮されるだろう。
これによって、いままで保留にしてた睡眠の指輪(呪い)と麻痺の指輪(呪い)を
装備することにした、レジスト失敗で寝たり麻痺したりするが目を瞑ることにする
今の行動範囲でそれによる致命になることはなく
今だからこそこれくらいのリスクは犯すべきだとの判断だ
幻影使ってて思ったが、精神魔法みたいなものは無いのかな?
あると色々便利そうなんだが、やっぱ闇魔法の上位か派生なのか?
墓地とかアンデット出そうなとこないのかな、ギルドで聞こうかな
カタコンブ?とか迷宮的な感じのあればいいのにな、呪い系の装備も出そうだし
魔法ダメージのある指輪とかが欲しい、魔法耐性系が全然無いからな
と、思っていたところ
「クスノキさん、ランクアップしますか?」
「えーと、もう可能なんですか?
今回もなにか特別な依頼を達成しないとですか?」
「はい、そうです、
クスノキさんは索敵あるので気づいてたと思いますが一応説明しますね
ランクDになるには、幾つか条件がありまして、まずはギルドポイントですね
これは、討伐、採取ともにこなしてるクスノキさんは問題なく貯まっています
実際ポイントが貯まった冒険者にはギルド員が数日間行動の監視をして
実際に依頼をこなしているかを確認しています」
「何でそんなことするんですか?」
「たまに冒険者を雇って討伐依頼をこなしたり、
魔石を買って依頼達成をしたりする人がいるんですよね
ランクEに関してはその辺りは大目に見ているんですがランクDでそれを許すと
実力の伴わないランクD冒険者が誕生してしまい、
依頼失敗が頻繁に起きたりしてギルドの信用問題になります」
「だから、ギルドからたまについてくる人いたんですね?」
「ええ、ギルド員やランクD以上の冒険者に依頼し監視させていただきました
で、最後のランクアップ依頼なんですがこれも討伐になります
ただ、アンデットの討伐です。通常武器ではダメージがほとんど通りませんので
倒すには魔法かマジックウェポンが必要になります。」
「ああ、鑑定したんですか?」
切り裂きの小刀+1は、装備してませんよ?錬金で+1を付加しました!
「はい、短剣+1ですよね?
できればパーティーで挑戦してもらいたいのですが
監視してた者からソロでも問題ないとの報告が挙がってますので
今回お話させていただきました
お受けになりますか?」
「はい、受けます、で、アンデットってどこに出るんですか?」
「西門の先に共同墓地があり、夜になるとアンデットが沸きます
討伐対象はレイスです。ゾンビやスケルトンは
物理攻撃で普通に倒せてしまうので」
「レイスって強いんじゃないんですか?」
レイスって普通に強いイメージがあるので聞いてみる。
「ええ、なのでギルドとしてはパーティー推奨なんですが、、
レイスはポップが1体なのでソロでもそれなりの実力があれば倒せるんですよね
パーティー組んで欲しいんですけどね?」
華麗にスルーして聞く
「なんか聖水とか買っておいたほうがいいんでしょうかね?」
「そうですね、聖水でもダメージ与えられますが、そんなに多くないですよ?
聖水は休憩したいときとかに周囲に撒くと弱いアンデットが酔って来なくなるとか
そんな使い方ですね、教会か魔道具屋で売ってます」
「あー、そっちなんですね了解です、墓地の詳しい場所は西門の門番さんに
聞けばいいですか?」
「はい、お願いします、がんばってくださいね!
ランクアップすると管理迷宮に入れるようになります
パーティー組むと迷宮探索は安全ですよ?」
カレイニスルー
「じゃあ、今日は夜営の準備して夕方とかに出発しますね!」
聖水はいらないか、夜営道具ってなに買えばいいんだろうかね
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名前:クスノキ サトル
種族:人族
性別:男
年齢:25
職業:強奪者
HP:700/700
MP:700/700
STR:250
DEX:300
AGI:300
INT:300
SP :0
スキル:言語翻訳
剣術5、槍術2、格闘術2、弓術1、肉体強化5
解析、幻影、気配察知5、アイテムボックス、スキル強奪3
火魔法4、氷魔法1、雷魔法2、土魔法3、光魔法3、空間魔法4
再生1、魔力操作5
クリティカル、HP吸収、突撃
毒耐性5、麻痺耐性2、睡眠耐性1、火耐性1
錬金1
お金:金貨400枚
十分強くなってきたのでそろそろ、別の展開したほうがいいのかな
悪辣非道な貴族に罠にはめられるが、こんなこともあろうかと!みたいな?




