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クスノキさん  作者: 昼行灯
ローラン勇者編
18/86

018:ランクアップ

朝目が覚める、気配察知が人の動きを認識するのだ

日の出当たりから、冒険者や商人が道を行き来しだすのを察知する

意識しなければそのまま眠れるがちょうどいいので目覚まし代わりにしている


しばらくぼうっとしてると宿屋の厨房で作っている朝食の匂いが漂ってくる


ざっと身だしなみを整え食堂に向かう


 「お早うございます、マルアさん」


マルアさんは、宿のおかみさんだ、息子さんがいる。ふふ、残念だったな!


 「はい、おはようさん、朝食出しますね、今日も昼食必要かい?」


 「はい、お願いします、宿代はまだだいじょうぶですか?」


 「ああ、あと2~3日大丈夫だったはずだよ、正確に調べるかい?」


 「いえ大丈夫です、足りなくなったら言って下さい10日分また払います」


 「わかったよ、はい朝食だよ、こっちが昼食だ、今日もがんばりなよ!」


 「ありがとうございます、いただきます。」


ギルドに向かう、今日は北門の迷宮行けそうならそこでSP稼ぎ

無理なら誰でも入れる迷宮の場所を聞いてみようと思ってる

ああ、あとはランクアップしてしまおうかな、

偽装後のスキルに剣術1追加しておこう、ステータスもちょっと上げとくか


ギルドに到着、とりあえずユインさんのとこに行こう


 「お早うございます」


 「クスノキさんお早うございます、採取依頼ですか?」


 「いえ、剣術スキルも取れたんで討伐依頼受けてランクアップしようかと

  どの依頼達成すればランクアップするんでしょうか?」


鑑定してるなー、どうぞどうぞ剣術1あるでしょ?って、なんで君達も鑑定してくんの?

いいけどね、なんか楽しんでるよね君達?


 「ランクEへのアップならば、ウルフかゴブリンの討伐ですね10匹で完了になります」


両方とも魔石持ってるよなあ


 「えーと、これでいいですか?」


ウルフの魔石10個取り出す。


 「ん?、え?、あ、そうですよねもう既に持ってて当然ですね

  じゃあまず依頼受付から行いますんでギルドカードお願いします。

  では、魔石鑑定しますね全部ウルフであってますか?じゃあ鑑定します

  はい、大丈夫です達成とともにランクアップ登録も行いますね」


結構すんなりランクアップできた、迷宮のこと聞こうかな


 「あのー、北門の森の迷宮の噂ってどうなったんですか?」


 「ああ、迷宮はあったんですけど、ちょっと出てくる魔物が特殊な迷宮でして

  現在は立ち入り禁止になっています、ギルドと街の有力者でちょっと紛糾中ですね

  すみません詳しい内容はお教えできないんですよ」


ウサギの尻尾あたりか、相当な利益でそうだし内容しった貴族とかが独占させろとか

そんな感じで権利の奪い合いで紛糾中ってとこですかね?


 「そうなんですか、初心者でも入れる迷宮だったら行ってみようかと思ったんですけど

  ちなみに街の近くにランクEでも入れる迷宮ってありますか?」


 「東門をでて少し行ったところに地下5Fの迷宮がありますね、管理迷宮じゃないので

  誰でも入れます、詳しい場所は門番に聞けば教えてくれると思います。

  ただランクEのパーティーで挑戦するのが丁度位の迷宮ですので

  ソロでの挑戦はお勧めできません

  クスノキさんは、前聞いた限りですとスキル索敵で不意を付いたりする

  戦い方ということでしたので、正面から敵と対峙することが避けられない

  迷宮の戦闘は向いてないと思います。

  あと、気をつけていただきたいのが迷宮は死体を吸収するという特性です

  」


 「魔物だけが敵じゃないってことですかね?」


 「そうです、いままでソロでやってこられたから

  わかっていると思いますが善悪の概念を無視するならば、

  魔物を狩るよりソロの冒険者を狩る方が儲かるということです。

  そして冒険者は善人だけじゃないということ

  地上ならば索敵持ってる方は危険が近づく前に回避することが可能ですが

  迷宮は逃げ場が無い、しかも死体を始末する必要が無いということです。

  」


 「結構多いんですか?そういう人って」


 「把握出来てないというのが正直なところです。

  ギルドとしてはクスノキさんのような優秀な方はできれば失いたくないのです

  なのでできれば、迷宮に行くことはやめていただきたいというのが

  正直なところです。

  もしご希望できたら、ギルドとしても安全が保障できるパーティーを

  紹介することも可能ですが、いかがでしょう?

  この期にパーティーを組んでみるのは」


 「あー、いえいいです、ありがとうございます。

  せっかく剣術も覚えたのでもう少し鍛えてみたいとおもいます

  無理はしませんから、安心してください」


 「そうですか、わかりました、がんばってください」


少し心配そうにしながら笑顔でいわれた、まぶしい!迷宮行くんだごめんね!


む、採取系依頼やらなくなるとランクDへのポイントが貯まらなくなるのか?

たまに魔石を討伐依頼で献上するか


じゃあ、東門に向かいますか!

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名前:クスノキ サトル

種族:人族

性別:男

年齢:25

職業:強奪者

HP:600/600

MP:600/600

STR:150

DEX:150

AGI:150

INT:250

SP :0

スキル:言語翻訳

剣術3、槍術1、格闘術1、弓術1、肉体強化1


索敵4、隠密5、鑑定4、偽装4、気配察知4、アイテムボックス、スキル強奪2


火魔法1、水魔法4、雷魔法5、土魔法1、光魔法3、空間魔法4


生命力自動回復4、魔力自動回復4、魔力操作4


クリティカル、HP吸収、突撃


毒耐性3、麻痺耐性2、火耐性1


お金:金貨100枚


もう何が起きるか誰でも予想できちゃいますね!

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