死神の名を持つ男
本当にすいませんm(__)m
言い訳になってしまいますけど、体育祭やらテストやらで、学校が予想以上に忙しくなってきて、書く機会が全くと言っても良いほど無くて、2ヶ月以上新しい話が更新できませんでした。
今度からは、週1で投稿していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いしますm(__)m
「やっぱり、アイツを殺すためには武器が必要だなぁ。コイツじゃあ、アイツには届かないからな。」
ブン、ブン、ブン
その男は自身が持っていた自身の背丈を越える鎌を振りながらそう言った。
「でもなぁ。コイツ以上の鎌となると彼処にしか無いしな。」
ブン、びちゃ、ドン、ブン、びちゃ、ドン、ブン、びちゃ、ドン
「死にたくないよ…………!!ごふぁ!!」「まだやりたいことがあギャアアア!?」「チクショウ!!アイツ等の仇は俺がギャアアア!!」「腕が!!俺の腕が!!俺の腕が無いんだよ!!」「ハ、ハハハ!!俺たちはここで終わりなんだよ!!」
その男が通った道には血と肉しか無かった。
「相変わらずだよね、君は。少しは、抑えたらどうだね?」
────ただし一つの例外を除いて。
「あんたか…。別に俺の勝手だろ?それにアイツに勝つためにはもっと力を溜めないとな。
それで、どうしてあんたがここにいるんだ?この、死の牢獄に?」
その男が、ソイツに自分の疑問を投げ掛けた。
「勿論、あの子が何処に居るか分かったからだよ。
全くつれないよね、あの子も。色々なことを教えてあげたのに、突然居なくなるなんて。だから、もう一度会うために、君の近くにいる方が良いと思ったからだよ。」
その答えを聞くと、男は
「俺の邪魔さえしなければいい。俺とアイツとの。」
それだけ言うと、男は更に先に進んで行った。
残されたソイツは、男の後ろ姿を見ながら、誰にも聞こえないように呟いた。
「勿論邪魔はしないよ、序列──位で死神の名を受け継いだ君と序列──位のあの子の戦いは。
それにしても、早く会いたいな~♪あの子がいなくなって、彼処が疼いてしょうがないよ♪あの子のが欲しいってね♪早く会いたいな、私の愛するあの子と♪」
ソイツはそのまま死神の名を持つ男のあとを追い掛けていった。
その者たちが通った道には血や肉は残ってすらいなかった。
どんな感想も待っています。
誤字や脱字等ありましたらご指摘下さい。
それでは