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第25話 信頼

ボクが目を覚ますと、そこは見知らぬ天井があった。そしてボクが寝ていたベッドの傍にはオーディーナとルナが椅子に座っている。


「やっと起きたの、黒斗。じゃあ行きましょうか。」


そう言ってルナたちは、あの三人の居るところへと向かっていった。

ボクもルナたちの後を追うように向かった。と言ってもすぐ向かいの部屋なんだけどね。


あっ!言ってなかったけど、この馬車はオーディーナの創造で造られていて見た目は何処にでもある普通の馬車なのだけど、中身は一軒家と変わらない程の大きさと広さ、そして部屋の数がある。

だから何不自由なく過ごせている。


ボクがルナたちの後に部屋に入ると、


「この度は助けて頂きありがとうございました。貴女方のお陰で私たちは死なずにすみました。感謝してもしきれません。

我が国、ベルセルク帝国に着いたときには、我が城でおもてなしをしたいと思いますので是非来て下さい。」


「分かりました。ここにいる全員で行きたいと思います、ヘルソームさん、ソフィーアさん。」


「そうか。」


ヘルソームさんは一度そこで言葉を切ってから


「貴女たちのギルドカードを見せてはくれないかな?もちろん私たちのも見せる。どうだろうか?」


ボクはその言葉を聞いて、オーディーナとルナと目を合わせた。


『どうする、オーディーナ、ルナ?』


『そうね。ここで見せても問題はないと思うんだけどね。今後の行動に影響してきたら記憶をいじれば良くない?』


『でもディーナ。それだと色々めんどくさくない?だってこの三人の記憶をいじるだけじゃ、ダメだから国一個分をいじらないといけないわよ。』


『確かにそれもそうね。』


『ギルドカードを見せるか、二人とも。』


『でもそれだと…………』


『大丈夫だよ、二人とも。この人たちはきっと悪いようにしないよ』


『黒斗がそう言うなら………………分かったわ』


とアイコンタクトを切ってボクは


「いいですよ。ギルドカードを見せ会いましょうか。」


ギルドカードを見せ会うことが決定した。

ボクの能力値がきっとすごいことになってるんだろうな~と今更ながらに思った。遅いな、ボク!!



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