元素剣士誕生〜③〜
開幕早々蟹王の前薙が飛んできたがそれをおれは余裕で躱す。その後、素早く蟹王の前に行きこの戦いを終わらせる勢いで・・・
「火炎斬」
さっきまで数多のゾンビを葬ってきたこの技が当たらなかった。というより、いなくなった。そして、最初みたいに自分の地面が崩れて蟹王が出てきた。それは、一回見ていたのもあり簡単に避けることができた。でも、その状態で爪で攻撃してくることはよむことができなかった。その攻撃を俺は、紙一重で剣を体と爪の間に入れ致命傷を避けた。避けたと言っても、勢いを殺すことはできず壁に強く叩きつけられた。
「がっっっ」
今のは危なかった。剣を間に入れてなかったらワンちゃん死んでた。助かったからと言っても状況は変わっていない。しかも、次あの攻撃がきたら躱すしかない。もう、この剣の耐久力的にも次食らったら剣が壊れる。そんなことを考えていると・・・
「シュン」
すごいスピードでまた眼の前にきた。次はしっかりと前薙を躱し、攻撃を叩き込んでいいのが入ったと思ったら・・・
「カーン」
と甲高い音がなって剣が弾かれた。
まずい、剣が弾かれて体制を崩してるところに横払いが飛んできた。とっさに右腕に暗黒元素をまとわせて、腕でうけてギリギリ止めることができた。といっても、また勢いがすごく簡単に10mくらい飛ばされてしまった。これはまずい、今のたったの2回の打ち合いでかなりのスタミナを使ってしまった。それに、今のは暗黒元素がなかったら多分死んでいた。暗黒元素が自然系の元素ではないため少しだけ強くなっていたため耐えることができた。
しかし、状況は変わらず10分以上が経過した。
「くそ、なんか突破口はないのか・・・」
多分このまま突破口を見いだせなかったらこっちがジリ貧になって負ける。そうならないようにするためにも突破口を見つけるしかない。でも、剣を使うことは一通りやったが何も効かずただ弾かれただけだった。じゃあ一回今までやってこなかったことをやってみるか。今まで力を制御ができるか怪しくやらなかったらここを勝つことすらできない。多少の不安はいつだって付き物そんなことに囚われていてはいけないだったらやるしかない元素の単発攻撃を・・・
集中して元素の流れを汲み取れ、それを球体状ににして相手に投げろ。
「いけ、火炎弾」
チッ
多少発動が遅くても、問題なく出すことができた。しかも、あのさっきまで一切攻撃が入らなかった蟹王に傷を負わせることができた。ということは蟹王は、元素単体攻撃のほうが多分ダメージを与えることができる。でも、剣も傷口さえ広がれば、使うことができる。もう少し威力を上げることができたら傷口に火炎斬を入れて大ダメージを狙いそのままコンボで倒すことだってできるかもしれないたとえ倒せなくても大ダメージを与えることはできる。だったら出し惜しみはしない。俺の2つ目の元素、暗黒元素の元素単体攻撃で決める。
これは予行練習一切なしもぶっつけ本番。さっき以上に集中して元素の流れをよみ、この言葉を言う。
「喰らえ、暗黒球」
ボン・・・ドーン
自分が思っていたよりも大きな爆発音がボス部屋に鳴り響きその後・・・
「キィィィィィィィィ」
蟹王が叫んだ。そして、爆風で舞い上がった土煙が消えると蟹王の右爪が一つ無くなっていた。
「よし、成功。あとはあそこに火炎斬をぶち込むだけ・・・」
あとは左爪を警戒しながら、前に全力で走り
シャキーン
と音がなるはずだったでもまた、蟹王が視界から消えていた。でも、俺は知っていた。あいつがまた自分の下から来ることを、また地面から出てきた蟹王には、何も驚かず左爪に攻撃を避け、無くなった右爪のところに火炎斬を入れそのままの勢いで、蟹王の背中まで切り裂いた。そして、この戦いは決着がついた。
「蟹王そなたは、確かに戦友であった。」
これで俺はDランク以上は確定になった。そうだ、忘れないうちに蟹王の右爪を回収しておくか、これがないと討伐判定にならないらしいしな。
ボスを討伐したら、次の扉が出現した。でも、今回は一つだけだったから多分休憩スペースなのであろう。だったら一日休んでから、次の階層に行こうとするか。
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