元素剣士誕生〜①〜
更新度は不明ですが週3回くらいは更新できるように頑張ります。
「エガン、18歳の誕生おめでとう今日からお前も元素剣士だな」
言われるまですっかり頭から抜けてた。
朝少し筋トレして朝ご飯を食べに行ったら家に来ていた友達のカジンがきていてそんなことを言われて思い出した。
「あっ、すっかり忘れてた」
「忘れてただぁ?今日は元素剣士の素質を見る検査があるってこの前手紙来ただろ」
そういえば2ヶ月前くらいにきていた。うちの家はあまり元素剣士について興味を持っているわけではないそれもあってか親にすぐ捨てられていた。何なら素質がなければ元素剣士にならなくていいと言われたほどだ。
「そういえば来てたな、親がすぐ捨ててたけど・・・」
「エガンお前知らないのか元素剣士の素質検査にいかなかったらペナルティーがあること。いかなかったらセンターギルドで半年働くことになるんだぞ。」
そんなことは知ってるが親が勝手に捨ててしまったんだからしょうがない。間に合ったら別にいいのだ。
「カジンが迎えに来てくれることはだいたい予想ついてたからペナルティーを考えなくてよかったって言うのもあるな。」
「まあ、俺とエガンで未開の迷宮を制覇するっていう夢があるからな。」
そう、その未開の迷宮の探索こそ元素剣士の仕事だ。これだけ聞けば男の浪漫というやつだが未開の迷宮はそんな気持ちで行ったら、命の保証がないくらい危ない場所だ。でも、その中でも行こうとするには理由がある。俺とカジンの父親は二人でこの迷宮に潜って亡くなっている。そんなことがあったから自分たちも二人で迷宮に潜ろうとしているのだ。
「そうだな。それじゃあ素質検査に行くとするか。」
そして、馬車に揺られて1時間半くらいたってセンターギルドがあるウィンドフロンティアについた。
「やっぱ、ここは栄えてるな。俺らの村とは全然違う。それでエガン、センターギルドへの行き方わかるか?」
「は?お前知らないで行こうとしてたのか。流石に元素剣士に興味のないうちでもセンターギルドの場所くらい知ってるぞ。」
カジンを呆れた目で見ていると・・・
「君たち元素剣士の素質検査を受けにいくのか?それだったら俺が案内してやるよ」
いきなり声をかけられて俺が唖然としてると・・・
「マジすか、お願いします。」
と勝手にカジンが頼んでいた。
少しこの話かけてきた男を警戒していたが特に何も起こらずセンターギルドに到着した。
「「ありがとうございました。」」
「いいってことよ。素質検査頑張ってな。」
俺達は感謝を伝えギルドの受付に向かって行った。
「こんにちは。今日元素剣士素質検査を受けに来たエガンとカジンです。」
いきなり緊張してきたのかさっきまで調子に乗っていたとは思えないほど顔色の悪いカジンに変わって言う。
「こんにちは。エガン様とカジン様ですねお待ちしておりました。本日は元素とランクの測定で良かったですか?」
「はい、本日はよろしくお願いします。」
「では、準備が整いましたらこちらからお呼びしますのであちらのベンチでお待ち下さい。」
「わかりました。」
そう言って俺達はベンチに向かい腰を下ろした。
緊張が溶けたのかカジンが話しかけてきた。
「エガン、やっぱりお前は父親と同じ風の元素がいいのか?」
「う〜ん、できれば風元素がいいけど。暗黒の元素とかでもいいんだよな〜そういうカジンは、太陽の元素か?」
「いや、俺は稲妻の元素がいいかな。スピードもあるし、攻撃力も高い。そして何としてもかっこいい。」
「まあ、そんなもんだよな」
こんな他愛もない話をしていると・・・
「エガン様準備が整いました。こちらに来てください。」
俺のほうがさきに声がかかったので行くとするか、そうだその前に行っておくことがあったんだった。
「カジン先行ってくる。カジンも頑張れよ。」
「ああ、任せろ。」
そしてカジンと別れて三分くらい進むと大きな水晶らしいものがおいてある部屋についた。
「それでは。今から元素の測定を行って行くのですがその前に元素について軽く説明させてもらいます。まず元素というものはもとは自然に溢れているものです。その自然の中の元素を少し私達は使用することができます。その種類は、全部で8種類あり、太陽元素、暗黒元素、風元素、稲妻元素、火炎元素、自然元素、水元素、土元素です。この8元素のなかで太陽、暗黒この2つが自然からの直接的な支援がない元素です。この8元素のうちどれになろうと元素剣士になれるのでご安心してください。それでは、元素測定を行っていきましょう。この水晶に手を置いてください。」
まずどの元素でも元素剣士になることができるということがわかってさっきまでの緊張が解け心が少し軽くなった。
「よし、じゃあ手を置きますよ。」
「はい、お願いします。」
手を置いた瞬間赤黒い光に部屋全体が包まれた。光が収まると係の人が驚いたような顔をしていた。
「どうしたんですか?」
すごく深刻そうな顔をしていて不安になっていると・・・
「エガン様、貴方は暗黒元素と火炎元素の2つの元素に適正があります。これは、珍しいですよ。本当は自然の支援がもらえない暗黒元素ですが、火炎元素のおかげで自然の支援を受けれるようになったためほとんどデメリットがない元素になりました。」
それを聞いて嬉しいと思う自分もいたが、父と違う元素で少し寂しいと思った自分もいて、複雑な気持ちになっていたがそれよりもまだ、ランク測定が残っているそのことを思い出し気を引き締める。
「絶対Aランク以上にはなる。」
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