町へ
モンスターについて
基本的に知能は低いが、普通の人間を遥かに凌ぐ強さを持っている。
普通は人間魔族関係なく襲うが、彼らをコントロールをできる魔族も存在する。
村を出たあと、馬車で走り続け、ついに森を出た。
森を抜けるとすぐに街が見え、夜が明けると共に
街に着いた。
勇者「着いたな・・・」
リカルド「とりあえず魔法使いを病院に送ろう」
魔法使いを連れて行ったあと、俺らは宿に向かった。
勇者は魔法使いの側にいてあげるようだ。
僧侶(やっとベットで寝れる!!!)
僧侶がベッドにダイブする。
リ「あ、あの飯行くけど、来る?」
僧「うるさいですねぇ・・・寝させてくださいよ!」
リ「ごめん・・・」
僧「・・・適当に買ってきて下さい」
リ「女の子1人で残すのはちょっと不安なんだけど」
僧「はあ・・・ッチ」
リ(怖えよ)
リ「どこ行く?パン屋で良い?」
僧「・・・」
パン屋に着くと、良い香りがして自然とお腹か空く。
朝なのに凄い人だ。
いくつかパンを選び、僧侶と合流する。
リ「俺が払うから少し待っててね」
僧「・・・」
リ(う・・・結構するな)
僧侶は遠慮なく高いパンやスイーツを、10種類以上選んだ。
リ「お待たせ!」
僧「・・・」
会話こそ無いものの、好きな人と出かけるだけで俺は嬉しい。相手が自分のことを嫌いだと分かっていても。
彼女とは5歳からの付き合いだ。
最初からこんなに嫌われていた訳ではない。
すごく仲は良かったし、お互い好きだったと思う。
パンを食べ終え、酒を飲みながらそんなことを考えていると、勇者と魔法使いが帰ってきた。
魔法使い「もう・・・昼からお酒なんて飲んで」
リ「魔法使い!もう大丈夫なのか?」
魔「うん、なんとかね」
勇者「どうやら毒が回っていたらしく、治したらすぐに良くなったよ」
僧「それは良かったです、しばらくはこの街に滞在するのですか?」
勇「いや、そういうわけにはいかないね、こうしてる間に犠牲になってる人もいるし」
リ「魔法使いの身体が心配だけど」
勇「次は俺らだけで行こうと思う」
僧「3人で大丈夫でしょうか・・・」
勇「と、とにかく後2日で出発だから、明日は必要なものの買い出しとかあるから、疲れは今日のうちに癒しておいて」
リ(はぁ・・・わかっちゃいたけど、大変だなあ)
魔「みんなごめんね・・・」