表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/50

玉座へ

姫「ブライト・・・」

彼が騎士を退治に行ってからおよそ一週間が立つ。

最悪な予感が頭を何度もよぎる。

でも、大丈夫・・・だと信じたい。

あの人たちが行ってくれたから。

姫「グスッ・・・ヒックっ」

国王「おお・・・我が娘よどうしたんじゃ?」

姫「ブライトは無事でしょうか?」

国王「どうじゃろうな・・・」

姫「・・・」

国王「心配するな、奴の犠牲は無駄にはならん

きっと勇者達が、あの騎士を倒してくれるであろう」

姫「彼はまだ生きています!絶対に!」


城内に入ると怖いくらいに静かだ。

壁や天井は崩れている部分があり、足元も不安定な所もある。

勇者「やっぱりボロいな、みんな気を付けよう」

部屋の数は思ったより多く、しらみ潰しに

開けていてはキリがない。

魔法使い「やっぱり玉座?みたいなとこにいるのかな?」

僧侶「その可能性が高いと思います」

リ「とりあえず上に行ってみようか」

少し時間はかかったが、崩れていない階段を見つけ、

上に登った。

「ブワアーーー」

待ち伏せをしていた騎士たちによって

炎の魔法が放たれる。

「ぎゃあっっっっっ」「あづいっあづいっ」

先頭に立ってくれていた兵士たちが火に包まれる。

鎧ごと体は溶け、見るも無惨な姿になっている。

加えて辺りには人が焼ける匂いが立ち込めている。

俺と勇者で騎士を倒すも、兵士の数はかなり減った。


その後も、無限に湧いて出る雑魚達に苦戦しつつも、

玉座と思われる部屋の前まで来た。

残る兵士は3人ほど。正直心もとない。

勇「みんな準備は良いな?」

勇者が重い扉を開ける。

呪われた騎士「きたか・・・」

中にはやはり奴がいた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ