出発
初投稿です
ジャンルは勇者もの
メイン登場人物
主人公 リカルド
20歳 男 神託により特別な力を手に入れ、魔王討伐の旅に出かける。現役のプロボクサー
勇者 20歳 男 神託により勇者に選ばれた
魔法使い 20歳 女、神託により特別な力を手に入れた
勇者に特別な思いを寄せる。若干ツンデレ
僧侶 20歳 女 神託により特別な力を手に入れた
リカルドの1番の幼馴染 とある出来事により、リカルドのことが大嫌いであり、リカルドに回復を行えなくなっ
た。
リカルド「行ってきます」
母の遺影に挨拶をし、家を出る。
今日はついに魔王討伐へ出発する日。
出発する前に、この国を治める王の城へ出かける。
今日は盛大に出発のパレードが行われる。
リ「騒がしいの好きじゃないんだよな」
城に向かう途中、とある女性2人に出会う。
魔法使い「あ!リカルドじゃん!」
僧侶「・・・」
リ「おはよ、2人とも」
この2人は、俺の幼馴染であり、今日共に魔王討伐へ出発する2人。
魔法使いはとても明るく、顔も美人だ。
僧侶とは、とある事をきっかけに、かなり疎遠になっていた。
魔「勇者は先に向かってるみたいだよ!」
リ「そっか」
3人で城に向かう途中、様々な人が温かく迎えてくれる。
「がんばってね!」、「応援してるよ!」
そんな声を耳にすると、昔の思い出が頭をめぐり、少し涙が出そうになる。
城に着くと、兵士の人たちが、城の中へ招待してくれた。
兵士1「勇者様はすでに到着しています、中へお入りください」
魔「ありがとうございます!じゃあ、行こうか!」
中へ入り、王が待つ部屋に向かう。
勇者「みんな来たか」
彼は、少し前に神託によって勇者に選ばれた。
俺の幼馴染であり、彼をリーダーとして、これから魔王討伐に向かう。
王「うむ、全員そろったな、では始めよう」
少し王の話を聞いたあと、王とともに、全員で外に行くと、この国のほとんどの人が集まっていた。
王「皆の者、本日この4人は魔王討伐に出かける!」
「勇者様!」「絶対倒してね!」「この世界を救ってくれ!」
この国は、かつて魔王を倒した勇者が作った国であり、ほとんどの人が勇者を英雄として崇める。
そして俺たちに、物資などを積んだ馬車が送られ、
大歓声に送られながら、町を出た。