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好き

作者: 秋葉竹




  


とても弱虫のじぶんが嫌いで

浅い計算を

なんどもなんども

胸の奥で試みたことがあった


暗闇に揺蕩う微笑みが嫌で


夢を

なくしたんだ


夜があんなに好きだったのに


夜は私のこと

笑顔が可愛いね

くらいしか

云ってくれなくて


それはいいね

って顔を引き攣らせて

笑った空の上には

すき通る青空が

広がってくれていたかも

しれないね


わかんないや



夢だけが

すべて剥がされてしまって


寂しさだけが

世界を好きだって勘違いさせるのかな



なぁーんて

とっても弱虫な

嘘はやめようか?



あゝ


そのあと

なにがどうなっても

かまわない

君をぎゅーって

抱きしめたいんだ


その想いだけは

だれに向かっても誇れる光だよ


たとえば心に闇を持っていたとしても

私じしんが

醜い闇の奥に住んでいたとしても


君に捧げるこの想いだけは

嘘みたいな光度でね

キラキラッて

キラッキラッて

光り輝いているんだよ


ただ悲しい顔をしている君に

ほんとうの意味を届けたいな


好き

っていったい

どれほどの

好きなのか









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