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電車

作者: 松村かれん

電車のサイレンの音を聞くと、今日も人が死んでいくんだなと思ってしまう。不思議な気持ち。線路は生と死の境界線。電車を降りる時、何か忘れ物をしているような気がする。でもそれは物ではない目に見えない大切な物。


人身事故って聞くと[他(みん]は遅延のことばかり気にするけど、なぜ事故が起こったか、その人はどうなったか気にする人は誰もいない。


あの日線路に落ちてた物もあの日なくした思い出の物も今となってはどこにいったか知ることできない。


カンカンカン。今日もまたこの世のどこかで誰かが死んでいく。

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