表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/14

ドナドナ

 大臣に思っきり引っ張られております。踏ん張ってたら廊下を引きづられたので仕方なく立っておりますが、ピカピカの床は摩擦係数が低すぎて上手につるーっと引きづられたのが思いの外楽しく、しばし童心に返っていたのは内緒です。


 バタバターッという音とざわざわじゃなくてぎゃわぎゃわ音が館内に充満してまいりました。


 さすがにヤバイと思ったのか、衛兵が通路一杯に肉壁を形成しました。物理的に通行不能になっております!

 ないす! 衛兵ナイス!!


「道を開けろ!」


 グワッッ的な音がして、衛兵がバタバタ倒れていく。


 何の魔法かわかんないけど、血はでてないけど、え!? 大臣ぇぇーー!?


 何となく、気絶とか強制睡眠な気がするけど、この国めちゃくちゃ穏健だからDVどころか怒鳴ってるのすら見たことないのに、実力行使とか大臣どうした!?!??


 さすがにわちゃわちゃしてた人達もドン引きです。

 私も物理的にドン引きたい! 手放せごらぁぁ!!


 そのままお城を出ちゃって、ウェヒクルムに乗せられてしまいました。万事休す。


 あ、ウェヒクルムは半透明な丸い乗り物です。空を飛びますが、安全の為に目的地に着くまでは自動ロックが掛かります。めっちゃ速いです。


 まーじーかーと心の中が大絶叫で考えが纏らず。


 無理やりウェヒクルムに乗せられたから、近くにいて上向いてた人には全員パンツ見られたなとかどうでもいい事しか脳が主張してくれなかった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ