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お狐様と片道異世界旅行

ここはどこだろう。

見渡す限りの草原と、見知らぬ花、それから雲を突き抜ける山脈。自分にとって見慣れたと言える、オンラインゲームの中だ。


しかし、妙だ。

竜の様な生物はいないし、なにもかもがリアルだ。空気といい、匂いといい、手を握った感触まで。薄めてるはずの痛覚もはっきりとわかる。


これはきっと、今人気のゲームに似た異世界という物ではないか?

そう思って、とりあえず家に戻る事にした。

左の人差し指と中指を合わせ手を振る。碧いステータス欄が出た事にほっとし、スキルマスターの権限で自分の家ーーー鈴屋敷に向かった。







鈴屋敷という名はスズの趣味からきてる。

様々な鈴が置いてあるのが由来だが、同時にスズの名であり、スズの住居だからこそでもある。因みにその鈴は立派なトラップ目的でもある。


その中でも一番奥の私室に行き、箪笥に入れてある鏡を取り出すと、そこに手を突っ込んだ。

実は、ここが本当の私室である。六畳ほどのさっきの部屋に比べると小さい間だが、ここの方はより落ち着く場所となっている。


ごろんと大きな布団に転がり、ため息を吐きながらステータスを見た。



名前:スズ

種族:妖狐(九尾乃狐)

LV:999

HP:63,000/63,000

MP:70,540/70,540


STR:57,000

DEF:56,000

INT:65,000

AGL:58,300


称号:【叡智を極めし者】【スキルマスターNO,6】【九尾の賢者】【妖精の庇護者】【災厄の獣】【尊き聖女】


スキル

【狐の賢者】妖狐としての魔法、技術の全てをできる。また、その証。

【姿見の鏡】自分が一度見た事のある、自分よりLVが低い者の種族そのものになれる。また、力をそのものに偽装できる。

【道具作成】MPで技術を再現できる。ただし、道具のみ。一度でも見る事が必要。

【語言翻訳】どの言語も理解し、扱う事ができる。【妖精の庇護者】のスキルが必須。



特に変わっていない。持ち物も見たが、そのままだ。

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