渋々受け取りました。
短いです
絡み疲れた白蘭は渋々和樹に宝の箱を差し出した。
もちろん和樹は、途中あまりに絡んでくる白蘭にめんどくさくなり帰ろうとしたのだが、人型になってまで追い縋ってくる白蘭に渋々諦めても現在宝の箱を受け取るっている。
箱をもらった瞬間白蘭が、ニヤニヤした様な気がしたが、よく考えれば竜の顔の表情などよくわからない。ニヤニヤしてる様に見えても、威嚇している表情にもみえなくもない。
なのでスパンと気にしない事にしてさっさと受け取る事にした。
貰った箱は意外に重くさっさとカバンに仕舞おうと思っていたが、両手に抱き抱えるような感じになってしまった。
『和樹。ありがとう』
両手に抱えていると、突然何故かお礼を言われたが何故言われたのかわからないが、言わなければいけないのは、こちらだろうと一応ありがとうと返事をかえしておいた。
お礼もいったことだし、さっさと、また何かを言いだすかもしれない。この竜の元を離れるべく和樹は、元来た道を戻る為歩き出す。
『そなたの帰りたい場所へ帰れるように』
そういって、振り向いた和樹の手元に投げるように袋に入った何かが、届く。
『必要になったら解る。それまで開けるな。』
そう叫ぶと、白蘭は再び竜の姿に戻ると、その美しい翼を広げ最初と同じように巣を包み込むように横たわるとゆっくりと瞼を閉じていく。
和樹はその幻想的な姿を目に焼き付ける為にしばしの間立ち止まると、また前に歩き出した。
書いたやつが書いた先から消えるのでやる気が起きないです。
短くなってしまってますが、せめて切りのいいところまで書いてから・・・・・・・・




