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Blood type V  作者: ROM
2/19

ホテル「サニーガーデン」



「いらっしゃいませようこそ、ご予約のお客様でしょうか?」


「あ、はい」


「どなたのお名前でご予約なされましたか?」


「赤嶺 太一で」












今は夏休み、俺はクラスのみんなとサマーキャンプに来ている



いや――キャンプとは言ったが、泊まるのはホテルだし、飯盒も焚火もしない、でも気分を味わう事はできる



このホテルは小さなコテージを内蔵した創りになっているらしく、中央にはバーベキューコーナー、プールに温泉、なんと芝のグラウンドまである、何より特徴的なのが内装だ



大空を描いた天井、流れる人工の川、広がる緑の景色、


まるで本当に自然の中にいるような感覚、とても屋内とは思えない、





「こちらがお部屋の鍵でございます、ごゆっくりどうぞ」




さて、とりあえず部屋に荷物を置きに行かないとな、


みんな、自分の部屋へと向かう












――コテージフロア――





目の前には立派なコテージが並んでいる、


コテージ風の部屋とかそんな感じだと思っていたけど、まさか本当にホテルの中にコテージが建ってるなんて……




有り得ない光景に目を奪われ、俺はしばらく立ち尽くしていた




青空の天井


自然の風景


そしてこのコテージ


どれも普通のホテルには無いものだし、必要ないものだろう、

だからこそ個性的で訪れた人を感動させるのだろう……多分



とてもリアルに再現された「外の世界」


きっと設計した人はかなりのロマンチストなんだろうなぁー




なんて考えてる内に待ち合わせの事をすっかり忘れていた


さっさと荷物を置いて待ち合わせ場所に行かないと、


……バーベキューコーナーだったけ?






手早くカバンから必要な物をポケットにねじ込み、駆け足で待ち合わせ場所に向かう








「ちょっとお待ちください」






コテージエリアから出た時、誰かに呼び止められる


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