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はい、気持ちの良い朝ですね。
朝一番、朝食の美味しそうな匂いでお腹が鳴るなんて、
まさに幸せな目覚めのお手本そのもの。
それでは、新生シジマ家、今日からリスタートです。
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街道を、意気揚々と、ぶらり旅。
天気良し、家族のご機嫌良し、
後は……行き先を決めるのみ。
「本当にのんきだよね、シジマ家」
「せめて行き先くらい決めてから出発しようよ」
いえいえ、このユルさがシジマ家流。
なんならモルガナさんにパーティーリーダーの座をお譲りしますが。
「御免被るよ、自分自身の舵取りも満足に出来ない人生の迷子は、大人しくリーダーの後をついて行くのみ」
まあ、急ぐ用事が無いことに感謝しながら、のんびり進みましょ。
それはそれとして、
頭の上のソレ、ジャマじゃないですか。
モルガナさんのフードに乗ってるチミコさん、めっちゃくつろいでますけど。
「平気、凄く軽いからね」
『妖精乙女ご自慢のスリムボディ!』
うん、確かにスリムボディこの上ないですよね、チミコさんは。
ロイさんのお宅でフィナさんのドレスを借りた時は、
お胸周りがスッカスカ……
『ていやっ』
イテェ!
うへぇ、油断禁物ですよ。
いつものお胸ポジションとは違って、
その場所ならすぐに物理的な反撃可能。
「今のはシジマさんが……」
「親しき仲だからこそ礼節を忘れずに、ですよ」
ごめんなさい、ツェリアさん。
チミコさんも、ごめんね。
「本当に仲良し家族なんだね」
「ところで、今どこに向かっているのかな」
俺たちの明日はどっちだ。
……割とマジで。
そして旅は続く。
あとがき
ついにシジマ家も増員。
でも、モルガナさんなら、
アレな方面に揉めたりしない、はず。
ほいほい指輪をバラ撒いてるシジマさんこそ、
アレな方面に大揉めしそうな予感。
『Gふなずし』持ちの仲間入りは諸刃の剣。
お話しの何でもあり感が増したり、いろいろ収拾つかなくなったり。
ぐだぐだ感は……いつもの如し。
つまりは、これからもこんな感じでよろしくお願いします。




