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とても楽しいお茶会でした。
うちの乙女たちも、ヒアスルミネアさんも、
種族の垣根なんて微塵も感じさせぬ和気あいあい感。
モルガナさんも楽しんでくれている、よね……
この乙女の花園に紛れ込んでしまったおじゃま虫な俺は、
ほんわか空気を乱さぬよう、全力で"借りてきた猫を被った狼"
つまりはステルスモード。
いや、あの華やか乙女トークは男子禁制過ぎて、
俺なんかが混ざれっこないっての。
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楽しい時間はあっという間、
そろそろお開き、かな。
『皆さん、楽しい時間をありがとう』
『また、いつでもいらしてね』
こちらこそ、突然の訪問を心良く迎えていただき、
家族一同、御礼申し上げます。
……えーと、そのおねだりのまなざしは、
もしかしておにぎりのおかわりですか。
『シジマさんと仲良しさんになれたら、特別な"証し"をいただけるって……』
……どこ情報ですか、それ。
『ミルルシュモさんとか、オーシェルゼニアさんとか……』
左様ですか……
って、情報、はえーよ。
なんすかね、人外さん界隈の連絡網って、
やっぱり人知を遥かに超越しちゃってるのでしょうか。
でも、あの指輪、友愛の証しというよりも、
何だか縁起もんっぽい扱いになってるような。
神社とかに参拝した記念に貼られてるお札、みたいな……
ごそごそ
はい、『無限ペアリング』です。
これはお友達の証しですからね。
そんな風に左手薬指をアピールしても駄目ですよ。
『これでシジマさんがフィナゲシュちゃんのパパさんに……』
なりませんってば。
えーと出来れば、この指輪については情報拡散禁止でお願いしますね。
そもそも、行く先々でバラ撒くようなモノじゃないでしょ、指輪って。
「一生大切にします、ね」
精霊さんの一生ってどんだけ……




