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モルガナさんへのお詫びは、家族一同での誠心誠意のおもてなし。
特選素材バーベキューと厳選スイーツ、食べ放題。
俺の『創造』とツェリアさんの料理テクのコラボ、
モルガナさんには、とてもご満足いただけたようです。
ついでにチミコさんにも、ね。
「お料理も美味しかったけど、これまで見たことのない凄いスイーツ」
「出どころ不明が気になるけど、本当に大満足」
詮索しないようでしたら、いつでもごちそうしますよ。
「あっちでひっくり返っている妖精さん、本当に大丈夫?」
アレこそがシジマ家の風物詩、駄目っこ妖精チミコさんの食い倒れです。
フィナさんとの品格の違いを、是非お楽しみください。
『お腹も別腹も、大満腹で大爆発!』
まあ、誠に遺憾ながらアレが日常茶飯事ってことで。
「好き嫌いなく召し上がっていただけて、とってもうれしいです」
ツェリアさんも、お疲れさまでした。
いつものメイド服に着替えちゃったのは、とっても残念ですが。
「あのヤバ過ぎるミニスカメイド服は絶対に封印すべき」
「ロイさんのお仲間にはちっちゃな娘さんたちもいるので、教育上とてもよろしくない」
「ついでに、人妻だろうとガン見して酒の肴にするアレな召喚者もいるので、危機管理上とてもよろしくない」
あー、噂のジゴロ系召喚者って人たちですね。
俺も風評被害されちゃって困ってるんですけど。
「たぶん風評被害では、ない」
「アネスの竜とか、オリベラのスフィンクスとか」
流石は凄腕監視者、バッチリ把握済み、ですか。
でも、旅先で友人を増やすのを、ジゴロ系なんかと一緒にしないでほしいな。
「本人は全く反省していないようですよ、奥さま」
「それがシジマさん、ですよ」
『モルガナさんのフラグは手強そう!』
はいはい、お開きお開き。




