【受賞】暦姫と歳神様の偽りから始まるひととせ
「双子は不吉である」と赤子の頃に家族から捨てられた私は、国の隅っこの貧しい村で細々と暮らしていた。そんなある年の瀬のこと、自分の父だと名乗る人が私を拐い、「妹の代わりに暦姫になれ」と命じてきた。
見た目そっくりの妹の身代わりとして、偽物の暦姫に仕立てられた私は、歳神様を「おもてなし」するために一年を神様のお宮で過ごすことになるけれど―――歳神様はまさかの牛だった!?
「……え? 牛?」
「ンモォォォ」
たとえ牛でも神様ならば、誠心誠意、真心込めておもてなしをしてみせましょう。
前向きで正直者な暦姫、優しくて温かい牛の姿の神様と一緒にのんびりおもてなし生活始めます!
※別サイトでも掲載中。
※エブリスタ様「新星ファンタジーコンテスト『伝説/神話/おとぎ話』」佳作受賞
見た目そっくりの妹の身代わりとして、偽物の暦姫に仕立てられた私は、歳神様を「おもてなし」するために一年を神様のお宮で過ごすことになるけれど―――歳神様はまさかの牛だった!?
「……え? 牛?」
「ンモォォォ」
たとえ牛でも神様ならば、誠心誠意、真心込めておもてなしをしてみせましょう。
前向きで正直者な暦姫、優しくて温かい牛の姿の神様と一緒にのんびりおもてなし生活始めます!
※別サイトでも掲載中。
※エブリスタ様「新星ファンタジーコンテスト『伝説/神話/おとぎ話』」佳作受賞