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第十幕 エピローグ1 張り紙と真相

あれからどれくらい経ったのだろう。目が覚めると私はハルトに添うように横たわり寝てしまっていた。最後の記憶にある頭に走る耐え難い激痛が嘘だったかのように引いているあたり相当な時間が経ったのかもしれない。私はハルトに思い出した全ての記憶を話したい衝動にかられたが、体を揺すり起こすのも何か忍びない気がして天井に話し始めた。

「実はな…………」

どこから話せばいいのか、そもそも私とハルトは今回の一件で出会ったのではなく、一度顔を合わせていたのだ。私たちはうだってしまうほどの真夏日を抜けた、わりかし過ごしやすい秋口に出会った。全ては柳がよく映える夕暮れ時、夏目荘の共同トイレに貼ってあった【高額報酬。猫が好きな者大歓迎 206藤田】という酷く怪しい張り紙に興味を持ってしまったのが始まりであった。私は酷くお金に困っており、今考えれば考えなくてもわかるような絶対に関わってはいけない張り紙に興味を示してしまったのが運のつきであったのだ。そもそも猫にお金の概念があるのかと思うであろうがこれから話す真相を聞けばそんな疑問も無くなることであろう。

「私、いや、私達は元々人間だったのだ。」

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