みっつめの吐露 恋について
恋の話が好きで、
色々な形の恋の話を書きたいと思っているのに、
いつも同じようなものになってしまい、
文才、欲しい………
と思う。
アイデアも表現力も、
何とかひねり出そうとしても出ず、
それを苦く、思う日々。
それは置いておいて。
恋について思うこと。
それは、向こうから突然やってきて、
自分も含めた人々の内側を、おびやかす存在。
ゆっくりだったり、速くだったり、
そのスピードはまちまちだけれど、
とにかく、ふらふらと近づいてきて、
ぶんぶんと引っかき回しては、どちゃっと居座ってしまう。
なんとも、ヤッカイナモノデスネ。
自分でだって追い出せないのに、
ましてや他人なんて、手の施しようもない。
恋を追っぱらう手だてはもう、
神にでも任せるしかない。
でも。
何かが起こって、
ツライ、クルシイと思っても。
何かが起こって、
ああ、なんだ、もう大丈夫ってなる日がきっと、やってくる。
そうやっていつか、大丈夫になる日が来るって分かっていれば、
恋をするのも、怖くない。