さびしさ
掲載日:2017/01/28
君がいないからさびしい、あいつがいないとさびしいと、
廃墟に向かって叫んでいる僕はしあわせ者。
ここには誰もいないけれど、
聞いてくれる建物はある。
そんなことに気づけない僕はおろか者。
何かさびしい、泣きたくなると、
架空の世界につぶやいている僕はしあわせ者。
そこには誰もいないけれど、
見てくれている人はいる。
そんなことに気づけない僕はおろか者。
笑うことができないと思うのは、
笑うことを知っているから。
あいつよりも劣っているとひがむのは、
あいつをすごいと信頼している自分がいるから。
そんな自分を嫌だと思う君は、本当は心がひろい人。
心の奥底ではさびしい、本当は心なんかちっとも強くないと、
心の中で泣いている僕はしあわせ者。
その声は誰にも聞こえないけれど、
自分の頭は聞いている。
そんなことに気づけない僕はおろか者。
さびしさを人に言える君は、勇気がある人。
さびしさを人に言えない君は、本当はとっても強い人。
そんなことに気づいた僕は、しあわせ者。
こんにちは、そらおゆです。
この「さびしさ」は、自分がよくさびしいと感じる時によく、どうやって気持ちを上げよう?と悩むので、そのことを考えながら、短編にまとめました。
感想、アドバイスなどいただけたら嬉しいです。
読んでくださってありがとうございます。
そらおゆ




