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neo

花咲か爺 neo

作者: 辻 卜伝

むかしむかし、あるところに

お爺さんとお婆さんがおったそうな・・・


ある日

お爺さんが畑仕事をしていると

隣のやぶの中から

なにやら物音が聞こえる


爺さんは恐る恐る近付くと

そこには白い子犬が震えていた


爺さんは、その子犬を家に連れて帰ると

「ポチ」と名付け

それはそれは可愛がって

我が子のように大切に育てた


あるとき

いつものように爺さんが

ポチを連れて裏の畑で

畑仕事をしていると


畑の土を掘りながらポチが

「ここ掘れワンワン!」と鳴き始める。


ビックリした爺さんはポチが掘っていた場所を

くわで掘ってみる。

すると驚いたことに大判小判が

ザクザクと掘り出される。


爺さんは喜び、その財宝を持つと

急いで家に帰った。


財宝を婆さんに見せると

とても驚き喜んだ

そして、この幸せを

皆で分かち合おうと 

近所にも振る舞い物をする


その話を聞いた

隣に住む意地悪爺さんと婆さんは


それをねた

無理やりポチを連れ去ると

財宝を探させようと虐待する。


するとポチは山に意地悪夫婦を連れて行き

地面を掘り出す

意地悪爺さん達はポチが指し示した

場所を慌てて掘り始める


しかし、そこから出てきたのは

期待はずれのガラクタや蛇や蛙・ムカデetc

ばかりだった。


蛇や蛙が穴からい出してくる

爺さんは驚いて婆さんに飛び付く!

爺さんはブルブルと震え

しっかりとしがみついて離れようとしない


爺さんに抱き付かれ

身動きが取れなくなった

婆さんが叫ぶ


はなさんか爺!」


離さんか爺

はなさんかじじい

花咲か爺


・・・・・・・



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