「AIが侵略してきた日」
アジトのちゃぶ台にて。
イクルミがスマホをいじりながら叫んだ。
「ちょっと!AIがまた流行ってるってニュースだよ!」
「AI?またフカガワの新兵器か?」とミカカが眉をひそめる。
「違う違う。小説も絵も音楽も作ってくれるAIアプリ! これで世界征服できるかも!」
園子の目がギラリと光る。
「え、ええっ!? そんなの使ったら、ふかばすのシナリオも自動で書けちゃうじゃん!」
哲子は顔を青くした。
「実際、チャッピーに任せれば小説家になろう毎日更新も余裕よ」
ミカカの冷静な分析。
「やばい!じゃあ私たちの存在意義なくならない!?」
イクルミが机に突っ伏す。
「落ち着いて。大事なのは“心”なの。AIに負けない“熱さ”よ!」
園子が立ち上がり、謎ポーズを取った。
「熱さって……先輩、また暑苦しいこと言ってる……」と哲子。
そこへ園子がスマホを取り出す。
「でも試しにAIに“フカガワバスターズの漫画描いて”って頼んでみたの」
画面に表示されたのは、緑の制服を着た謎の美少女戦隊のイラスト。
「……あれ、これ私たちより人気出そうじゃない?」
「えっ待って、それもう公式化して良くない?」
「イクルミちゃん、即ち裏切り!」
アジトは大混乱。
「よし!決めたわ!」
園子は拳を突き上げる。
「AIが侵略してくるなら、私たちはAIを味方につけて、
YouTubeで“劇場版ふかばす”を配信するのよ!」
「え、えー!? 令和の秘密結社、そんなにオープンでいいの!?」
だが、アジトの空気はもう決まっていた。
「次の敵はフカガワじゃない。アルゴリズムだ!」