この日
はじめまして。双月です!初めての作品で、なにかと読んでいて気持ち悪い点もあると思います。
話を重ねているうちに成長していきたいと思っています!
この話は、私が勉強したり、仕事してる時に想像してる話を小説という形で作品にしてみました。
「あぁ〜 だりぃ」
そんなことを言いながら俺は家を出た。
少し肌寒くなってきた10月の終わりの頃。
家の前にある道の、イチョウの木は黄色い葉がもう数える程しか残っていない。
おぉー、いっぱい銀杏が落ちとる落ちとる
まぁそんな事はどうでもいい。
自己紹介でもしておこうか?
名前は、「羅星 桜陽」
読みは、 「らせい さくひ」漢字のまんまだろ?
男子高校生の17歳
好きな食べ物はオムライス。
嫌いなものは……んー、特にないな。
得意なスポーツはバレーボールなどの球技。
身長.179センチ
体重.ひ・み・つ
あとは、ちょっと霊感みたいなのがある。
他人のオーラがわかったり、予知夢をよく見たり、
変な声を聞いたり、夢に出てきた場所がすごく懐かしく思えたり、などなど他にもエピソードは沢山ある、話してたらキリがないから今日はこのくらいにしとくが……
そういえば今日も妙な夢を見た。
真っ暗闇の中に1人だけの、俺。
あんまり嫌な感じではなかったが……
悲しくなる感じだったなぁ
そんなこと気にせず完璧な俺で部屋から出たわけだが、両親か?父は朝早くから仕事に行き、母はいつもの明るい、太陽のような笑顔で俺に「いってらっしゃい」を言ってくれた。
何もない朝
いつもと同じ、いつもと何も変わりない平凡な一日の始まり
のはずだった。
俺は学校に行こうと家を出ようとした、というか出たんだ。
いつもと同じことをした。
あっ、もしかしたら靴を左から履いていたかもしれない……
あーもしかして、もしかしたらパンツを履いていなかったかもしれない……
まぁその程度のことだった。
いつもと同じ道。
いつもと同じ空。
少しいつもと違ったものがあった
それは、 「俺」自身だった。
いつも一緒に行ってる幼馴染の「琴花」が家から出てきて、可愛い笑顔で「おはよう!桜陽!」と一言。はい!いただきました〜。好きとかではないが、すごく可愛いとは思う。
そんな事をおもって一歩を踏み出した途端、事は起きた。
足元に大きな魔法陣が現れた。金色に近い黄色の綺麗な魔法陣だった。琴花はというと「きゃあっ!」と
ぶっ飛んだ。
花柄の紫のやつだったな、
陣ができて、琴花の事を心配して声をかけようとしたら周り一面が白い光に包まれた。
「何だ?」
それからのことは、あんまり覚えていない。
気づいたら真っ暗な空間にいた。
「なん、だ?」
どこを見ても真っ暗だった。下を見ても上を見ても方向感覚がつかめない。
ん?まて、ここ見たことあるな、と言っても真っ暗なんだが
あっ‼︎そうか夢だ、今日の夢で見たんだ。
あれも予知夢だったのか
あと、少しばかり寒い気がする。
「なんなんだ?この悪寒は……気持ち悪いな…」
そんな意味のわからない状態が10分弱続いた。
その間、俺は「ここはどこなのか」
「どうしたらこの状況から抜け出せるのか?」を考えた。
まず、ここはどこ?という疑問については俺はこう考えた。
1.死と生の間の謎の空間
2.俺の心の中の謎の世界
3.3次元のただ真っ暗なちょっと体が浮く謎の部屋
4.夢の中
ん〜、この中だといちばん無いと思いたいのは、「3」だけだな。
1だと、俺は死んだことになる。
2だと……考えられるのは……ち、ち、ちゅ、ちゅ、中二病?
まさか、この俺が中二病に、感染してしまったってことか⁇
まぁ冗談はさておき、こうなった一番の原因はあの魔法陣だろうな。
琴花は大丈夫なのだろうか?
多分大丈夫だろうが、
それか最近話題の、異世界召喚って事か?
あとはどうしたらここから出れるのか。だな
召喚なら誰か助けに来てくれるんじゃないか?
来てくれるなら早く来てくれ……
正直言うともうそろそろ、シッコがちびりそうだー
「助けて」
誰だ?今の声?
女の子?男の子?苦しそうだったな
助けてほしいのは俺もだが。
「苦しい」
やっぱりかぁ、聞こえちゃうよなぁ
苦しいか、助けてやりたいがなぁ
「おーーーーい、きこえるかぁーーーー助けてやりたいがこの状態だと助けてやれない!だからまず俺を助けぇーーーー!!!何ダァーーー!!!!!!!」
すまん、進み方が雑で。一応なんか、空間がぐるぐる回ってどっかに引き込まれた、という状況だ。
「くっ、な、何なんだ?」
「おおっ!やっと起きたか」
お前、誰だ?
「お、お、お前が起きるのを待ってたわけじゃないからな!」
やっぱ、なんだ?お前?ツンデレ?
最後まで読んでくださってありがとうごさいました。
どうだったでしょうか?
色々ご意見をいただきたいです。