後半1
きつねのきょん背景世界の説明、座談会風。
つづきです
解説わ引き続き、稲荷狐と、猫又でお送りします。
で、なにやるの?稲荷ちゃん、今度は。
作者の書きかけの文章をテキストにして…、
酷評して、ばっさり斬ったり、ちゃちゃ入れたり(笑)
じゃないっ!!
解説するの(怒)
でわ、
以下が作者みなはらの書きかけ原稿の抜粋です。
抜粋っていうか、
プロローグのほぼ全文だよね〜(笑)
みなはらってやつは、ざっくりプロットは作るけど、そこでやりたいシーンを思いついて書き出すと、
ほったらかしにして、寝かしたり、忘れたり、
急ぐときは、見切り発車で書き始めて、キャラに丸投げしたり、
あたしたち、キャラ任せなとこがあるよね(笑)
わかったから、猫又ちゃん。
下がその時の物語だよね。猫又ちゃん。(ちゃんと進めてよ!!)
でわ、解説を交えて記載いたします。
−テキスト1−
タイトル「半猫の白竜」−バビロンの猫−
−ナレーション−
この街の空は狭く暗い。
それは薄汚れた摩天楼、都市のビル群のせいばかりでは無い。
空へと無限に伸びる塔のごとき、起動エレベーター、あれが全てに影を落とす。
起動エレベーター、「ビーン・ストーク」、
だが、この街に棲むものは、誰言うともなくこう呼んでいる。「バベル」、そしてこの街の名は「バビロン」と。
解説1です。
えーとっ、
作者はこの時点で、街の正式な名前わ決めてません。
吾輩はバビロン。投げたから、名前はまだない(笑)
こらっ、猫又ちゃん!!
はいはい(笑)
ビーン・ストーク(豆の木)、実わ複数本ありまして、
赤道上に、等間隔に建造されています。
だから、街も複数あるんだよ。
それで、場所によって海上とかわ、洋上プラットフォームというか、洋上都市みたいなところもあるの(笑)
稲荷ちゃん。
あれさ〜、起動エレベーターなんて言われたり、ビーン・ストークなんて書かれているけどさ、
実際は浮いてるんだよね(笑)
法隆寺とか、いろんなところの五重塔。あれの心柱みたいにさ、釣り下がっているわけ。
固定の為のカバーや、ワイヤーフックなんかで、下側、半固定されてるけどね(笑)
そうなんだ。
あとわ、いいかな?(猫又ちゃん?)
サブタイトルの半猫っていう表現ですけど、
白竜くんが生粋のあやかしでなく、あやかしの猫又ちゃんと、人間とのハーフだっていう悪口だという話です。
ほんと、バカな話だよね(笑)
きょんちゃんの時代には、生粋のあやかしなんてのは、地球にはほとんど居なくて、
血筋、血統なんて意味ないんだよ(嘲笑)
力や勢力でいえば、電脳世界に棲む、電脳妖精、電脳神。あっちが全然上なんだよ。
ミジンコとクジラの差の、それこそ100万倍くらい離されてる(苦笑)
それで、生粋や半竹もあるもんか。
あいつら、今度狩りに行こうかな?(暗笑)
−テキスト2−
薄汚い街。日が当たる高層エリアには権力者が住み、薄暗い最下層には、底辺の搾取され尽くした者たちが住む。
いつの世も、なぜかそこだけは変わらない、クソみたいな事実。
この街には肉を持つものが住む。
普通の一般市民、中流層は月や星の集積回路都市の電子世界に住み、飽きるまでの生を謳歌する。
ここ、最下層に留まる者は、肉しか持てぬ者。
そのたいしたことのない対価すら払えずにいるのは落伍者か、
天に上がる資格を剥奪された者くらいだ。
あとは高層に君臨する、街の支配者たちと訪問者。
肉の快楽を味わい続けるものと、肉を味わうために一時的に訪れたもの。
そういう狂人が住む街だ。
解説2です。
白竜くんのセリフだよね?猫又ちゃん。
汚い言葉使ってるよね…。
みなはら、
あたしの息子に、汚い言葉、使わせんなっつうの!!(怒)
まあまあ、猫又ちゃん。演出だからさ(汗)
あ゛?
猫又ちゃん?
(怖いって)
まあ、前半の解説で既に語りました内容ですから、細かいことは省きます(乾笑)
それで、
1話の文章わ、とりあえず、これで終わりですが、
プロットでは、この後に、にゃん丸くんを拾うんです。
途中にあやかしや、情報屋とかいくつかエピソードを入れるつもりだったみたいですけど。
エタった(笑)
…(ため息)
作者わ特権階級の一部、あるいはひとりを、白竜くんが糾弾して追い落とすシーンをお話の最後で書きたかったようですが…、
あいつらは、不老長寿化、あるいは不老半不死化してるから、
倒すのは無理。
精神をダウンロードして電脳世界に逃げられたら、絶対に捕らえられない。
どうせ、当たり前に非合法な電脳コピー作ってるだろうし(笑)
一匹倒しても、バックアップが出てくるだけだよ。
リスクを払っても、せいぜいがあいつらの数日分の記憶を失わせられるだけ(苦笑)
目ぇつけられるだけ損だって(笑)
はぁ〜、そうなんだ(汗)
きょんくんの世界、つくづくとんでもないんだねーっ。
人間の方が魑魅魍魎みたいじゃない!!
うん、一般のあやかしじゃ、歯が立たない。
代行者クラスの亜神か、シフレ氏みたいな神でないと、ダメだね(笑)
あたしや稲荷ちゃんも一応代行者だから、あいつらの1、2匹くらいはけっこう倒せるけど、
きょんちゃんは無理かな。
白竜、あいつは特に弱いから、
本人の力だけじゃ、きょんちゃん以下だし。
シフレ氏の加護が無けりゃ、あたしの後継なんて、とてもとても(笑)
そっか。
…猫又ちゃん、聞いてもいーかな?
竜神のサイファさま、なんでシフレ氏なの?
あー、長くなるけど、いい?
あいつ、シフレ氏は、
みなはらのキャラの中では、いっとう古くて、あたしたちの前の代の小説キャラ。
今、ろーぷれ日記で書いてる最中のTRPGキャラで、逃げ出した大魔法使い、半月。あの女より古いね。
シフレ氏、あいつはね、
今のお話、らのべ日記で、名前をちょっともじっているけど、
本質は変わってない。
基本的なキャラ形態は、
佐藤史生先生の作品、「レギオン」のオマージュキャラだね。
原型はあのお話の天使、「明星のレギオン」
それに、
成田美名子先生の作品、「サイファ」のキャラ名だけ拝借したのがシフレ氏の一番古い形態。
サイファにしたのは、名前の由来がスラングの「クソッタレ」ってのが気に入ったから、らしいよ(笑)
当時みなはらが書いてた中断したお話では、「黄金竜のサイファ」って名乗り、彼自身から奪われた力を封じた剣のうちの一振り、黒に染まる水晶剣「レギオン」を持っていたんだ。
レギオンは、みなはらが中学、高校で遊んでいたTRPGシステム、「ローズtoロード(王の道)」あれで初めて創った魔法の剣、その一振りだったって話。
シフレ氏はその使い手として、あとから生まれたんだね。
余談だけど、魔法使い半月は、みなはらが高校卒業後に上京してから始めたTRPGシステム、「D&D(迷宮と竜)」今でいうところのクラシック。あれのキャラだよ。
だから、シフレ氏のがやはり古い(笑)
彼も当初はTRPGのキャラからのスタートだけど、今は全く別個の存在だね(笑)
で、話をもどすけど、
みなはらは、初めのシフレ氏を創造して、
その後に、映画「エンゼルハート」の原作小説「エンゼルハート(原題:堕ちる天使)」に出会ってね、そちらにも出てきた同じ名前。
その意味が気に入ってね、
いまはサイファの名前に、その要素が多く盛り込まれてる(笑)
今は、二重の意味で、「ルシフェルのレギオン」だね(苦笑)
どんなの?
えーと、
物語は、主人公の私立探偵に、依頼人がある人物の調査を依頼するお話。
これね、パラダイムシフトを起こす類の物語で、
「まどマギ」の、魔法少女は何になる?みたいな、足元が崩れる、カタストロフィ的要素のあるお話なんだね。
ストーリーはそれぞれに探して見てね(笑)
両方見たみなはらは、
映画の「エンゼルハート」より原作が究極だって言ってるけど、シフレ氏の名前は映画から取っているんだ(笑)
小説はシフレって書かないと字面で判るからね。
翻訳者がそう選択したみたい(苦笑)
で、どんなかって言うと、
ネタばれなんで、
少し待ちます。
…
…
…
…
では解答。
エンゼルハートの原作、堕ちる天使では、依頼者はルイ・シフレ氏。
映画のエンゼルハートでは、ルイ・サイファー。発音が違う。
ルイ・サイファーを、原文、英語読みで、つなげて読むと、
……!?
悪魔じゃない!!
正解(笑)
しお先生のレギオンで、「明星」って書いただけで堕天が決まった様なものなのに、
エンゼルハートの原作で、「堕ちる天使」ときたもんだ(苦笑)
「レギオンのサイファ」はね、正真正銘「神々の敵」だよ(笑)
みなはらのキャラでは、二重の意味で堕天使を示す悪魔。
「黙示録のドラゴン」
それがあいつの正体さ。
みなはらの、このお話、ろーぷれ日記のイメージでは赤くなくて、
黄金の竜。頭には7つの角を王冠みたいにはやしている。
7つの角は、レギオンのサイファが率いた竜の軍団。青き銀河の竜族、眷属の中では最大数。
あの一族は角の本数で力の強さが決まる。
そして神々から、
一族、眷属、全て根絶やしにされて幽閉されていたサイファを、
ろーぷれ日記の主人公が自らの理由で引っ張り出した。
サイファの7つの角を全て取り去り、
その7つの角で竜神をこの世界(地球)へと縫い止め、この世界の神とする。
ろーぷれ日記の世界で、あいつがやろうとして、あたしが手を貸したのは、この仕事なんだよ。
シフレ氏を縫い止めている竜の角。今どこにあると思う?
7つの軌道エレベーター。
豆の木なんて言わず、竜の角って言やぁいいのにね(嘲笑)
あの魑魅魍魎どもは、どんなつもりで、
悪魔の角の元で踊ってるんだか(暗笑)
あたしは楽しみなんだよ。
あいつらの毒が悪魔の角に染み渡り、
それを取り戻した竜神が、地球という卵を割って孵るとき、
果たして、卵から生まれ出てくるのは、神の竜か、悪魔の竜か、そのどっちかって事をね(嘲笑)
あたしはね、神の竜にはベットしないよ。損したくない(笑)
…猫又ちゃん。
あなた、とっても嬉しそうよ。
えっ!?
やだぁ!!
ほんとに?
さて、次は2話からのお話の文章です(笑)
−テキスト3−
タイトル 「半猫の白竜」 −ジャカランダの花−
メモ、ジャカランダ
和名、紫雲木
開花時期、南半球10、11月、北半球6月
ジャカランダの花言葉:名誉、栄光
さくらの花言葉:精神美、純潔
解説3です。
作者が白竜くんの2話を書こうと思ったのは、
神谷ネコ丸さんの企画投稿での、
期限ありで、春にまつわるものというお題で、
そちらに投稿しようとして準備していたからでした。
1話がエタってるのに、2話って笑える(笑)
猫又ちゃん(怒)
確か、あの時にわ、エタってなかったわよ。
1話書きかけで、期限のある企画用の2話を先に進めた。じゃなかったかしら?
うん、そーだよ(笑)
あたしの演出。
…。
タイトルのジャカランダは花の名前だよ(笑)
南米原産で、アフリカにもある花。
みなはらは、バビロンのジャック(ビーン・ストーク)をアフリカ大陸の赤道上って決めてたから、
あそこで花見をさせる為に、桜の花でなく、ジャカランダの花に目を付けたんだよね。
花の散る様が、桜に似てるから。
色は藤色だけどね(笑)
お題、春にまつわるもの。
花見をやろうとして、日本の桜じゃなくて、
アフリカで、ジャカランダの花見をしようと考えたりするとこが、ひねくれ者のみなはららしいよね(笑)
…猫又ちゃん…。
後半2へ続く