いつもの! でもピンチが・・・
クエストの攻略に成功し、レイア達はギルドホームで恒例のレアアイテムのお披露目パーティーを開いていた。
「オレが手に入れたドロップアイテムはこれだーーーーー!!! 」
ウルが意気揚々と、ギルメンたちに手に入れた激レア武器を披露する。そして相変わらずグヘへと不気味に笑っていた。
「相変わらずねー あのはしたない笑い方はどうにかならないのかしらねー? 」
まったくと言いながらリザが、ため息をついた。
「まぁ、いいんじゃない? 今日はあれだけのクエストを攻略できたんだし」
そう言いながらレイアも顔がにやけている。そんな様子を見てリザも微笑む。レイア達が遭遇した超激レアクエストの報酬は想像していた以上に豪華なものだった。まず普通のレイドクエストではめったに手に入ることのない装備が参加したパーティーリーダーに送られ、他のメンバーたちにも現環境でもトップクラスのものが送られていた。その他には武器の覚醒などに使える限定の素材、莫大な経験値にお金、更には課金アイテムの好きなものを一つ選んで無料で手に入れることができる権利など、といった感じのものを得ることができた。そしてもう一つギルドとして一番大きなものは称号だった。『レジェンダリーホルダー』これがギルドに与えられた称号だった。
「しっかし、まさかギルドにまで称号が与えられるとは思ってなかったよなー 」
「日本ではうちのギルドが初なのですよね? 」
「はい、全世界で私たちを含めても未だに3件目ですからね。 ほんとにこれはすごいことですよ! 」
それを改めて、実感してメンバーたちは歓喜した。
「これはもうマスターには絶対に出ていただかなけれべいけませんね? 」
リザのその言葉にレイアはえ? と固まった。
「そりゃそうだよな? てか最初からあんたに拒否権なんかねーんだけどなw ま、余計に来なきゃだめだよな? マスター様?WWW 」
なぁ、みんなとウルが他のメンバーたちにも聞くと全員がおお!と賛成した。
「ちょ、それとこれとはまた話がね? 違うと思うんだけどなー 」
「なに言ってんだよ、こんだけでけぇことやったんだぜ? マスターが出ないなんてありえねーだろ」
いやそれは・・・と、レイアが言い訳を口にしようとするのを遮るようにメンバーたちからもレイアに対してブーイングがなげかけられる。レイアは茶々に助けてと視線を向けるが我関せづをつらぬいていた。「それじゃ、当日はお願いしますね マスター? 」
リザのそんな言葉にレイアはがっくりと諦め、避けられない現実を受け入れることを覚悟するのだった。




