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どうして?もしかして?

 ヴァルキリーファミリーの面々がイベントの違和感を感じながらも、残っていた鍵を見つけ、すべてを集めているころ。

「おい!どうなってんだよ!扉が出てこねーじゃねーか!」

ウルが、苛立ちを隠せづに怒鳴る。

「おかしいわね?みんなの分も合わせてもう4本になるのに・・」

「まさか、ここまで来て不具合か!?ふざけんなよ!どんだけ苦労したと思ってんだ!!」

戸惑う、リザの返答にウルがさらに苛立ちを募らせていく。

「それは、鍵をちゃんと見つけられた言うことだと思うのだけど?」

「うぐっ・・・」

そう、他のパーティーは、順調に鍵を見つけているのに対して、ウル&リザパーティーは、まだ一つも鍵を見つけることができていないのでした。

「まったく、誰かさんが考えなしに、づかづか進んでいくから、鍵の場所の特定が難しくなっちゃったのよねー・・・」

チラッと、リザが、誰とは言わないがある人を見る。

「そ、それはー・・・そのー・・・」

その視線に、ウルは少し申し訳なさそうにしていた。そんなウルをリザが悪戯っぽくジト目で見続けていると・・

「だ、だって!そんなに探索系のクエストやったことなかったし、こうゆうのは、適当にしらみつぶしに探索してれば、宝箱か何か見つけて、はい鍵ゲットーって感じだと思ったんだもん!!」

そう言いながら、目尻に軽く涙を浮かべるウルを見て、リザがあきれたように、ウルに近寄って頭をなでる。

「もう、仕方ない子ねー。ごめんごめん、別に怒ったりしてないんだから、そんな泣きそうな顔しないの、ね?」

「うん」

何とかウルをなだめることに成功したリザは、一旦、他のパーティーと合流することにして、一番近くにいる、レイアのパーティーのもとへ向かい、なんとか合流するのでした。


ダンジョンに散らばっていた、他のパーティーがレイアパーティーに合流すると、それぞれのリーダーたちが、話し合い始めた。

「やっぱり、不具合なんですかね?」

レイアが、聞く。それに対して、茶々が否定を返した。

「いえ、それはないと思います。少し前にもパーティーの子たちに話しましたが、不具合ならほかのプレイヤー達にも同じことが起こってるはずですから、運営から連絡が何かしらあるはずです。」

「そうよねー、でも、だとしたらどうして扉が出てこないのかしら?」

リザが、改めてマップを確認してみるが、やはり最奥に行くための扉は確認できないままだった。

「あーーーーー!!!くそがッ!だから攻略ダンジョンは嫌いなんだよ!」

苛立ちが今にも爆発しそうなウルが、怒鳴る。それをリザとレイアがいさめる。

「もう、そんなこと言ったって仕方ないでしょ!」

「もう、そんな言葉遣いしちゃダメでしょ!」

そう二人から、怒られて、ウルはおとなしくなる。

「じゃ、じゃあ、どうすんだよ、このまま何も起きなきゃ、クエストリタイヤすんのかよ、イベントを改めて受注してる余裕なんてもうないぜ?」

こんな感じで、どうしたものかと、皆が考えていると、茶々が、一つの可能性を口にした。

「あの、もしかしたらなんですけど、最後の5つ目の鍵を手に入れてみませんか?それで解決するかもしれません」

茶々の提案に、ウルはうんざりとした様子で

「おいおい、冗談だろ!今から、また探すのかよ!」

「茶々さん、何か、思い当たることでもあるの?」

ウルが不満を言うのを遮ってリザが茶々に問いかけた。

「まだ、わかりませんが、私が思っている通りなら、私たち、とんでもなく運がいいですよ」

「「「「????」」」」

メンバーの全員は頭に?マークを浮かべながらも、茶々が言ったその言葉を、半信半疑ではありながらも残りの最後の一つの鍵を探すことにするのでした。

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