バレちゃった!?まさかのここで!?
朝ご飯を食べ終わり、二人とも何かをするわけでもなくただ暇を持て余していた。そんな時に幾人が、ふと思い出したように加奈子に尋ねた。
「そういえば、お前来週なんかあるって言ってたけど何があるんだ?」
「んー?あーそれねー、実はさー、ゲームのオフ会があるんだよねー」
「へー、なんてゲーム?」
「サージェンス・オンライン」
「え、お前もやってんの?」
「てことは、いっくんもやってんの?じゃあ、ちょっと一緒にやろうよ!」
「あー、暇だしやるか」
「やったー!じゃあ、ちょっと電源借りるね?」
「どこで待ち合わせる?」
「海都にしようよ!」
「りょーかい」
この場合の海都とは、海遊都市のことで、サージェンス・オンラインでの三つの大陸それぞれにある大きな都市をプレイヤー達は、海都、岩都、空都と呼んでいる。特にやることのなかった幾人は二つ返事で了承した。
「じゃあ、向こうでな」
「うん!後でね!」
そう交し合って、お互いに起動ギアをつけて寝転んで、ゲーム名を叫ぶ。
「「サージェンス・オンライン!」」
(get ready)という、文字が見えた瞬間、ギアが起動するような音を立てながら目の前が真っ白になりゲームが起動する。
白くなった視界が、だんだんと晴れてきたところで、レイアこと幾人がゲーム内の地に降り立った。
「よっと、さて、どこにいるのかな?あ、そういえばキャラの名前聞くの忘れてたな、どうするかな」
と、レイアがどうしたものかと悩んでいると
「い、いっ・・くん?」
「ん?なんだ、すぐ近くに、いた・・ん・・だな・・・」
振り返ったレイアは固まった、なぜなら、そこにはヴァルキリーファミリーの戦斧使い茶々さんがいたからだ。
「え、茶々さん、い・・いま、いっくんって・・・」
「じゃ、じゃあやっぱり・・・うそ、マスターがそんな」
あちゃー、こんなことあるんですねー。まさかですねー、いや、まあ来週あたりに、オフ会の時点でなんとなく察してましたけどねーw




