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遠い世界の献血者≪ブラッド・ドナー≫  作者: 紫苑
”日常”の終焉
1/4

プロローグ

諸君らは血に種類があるのをご存知だろうか。

A型、B型、O型、AB型。

これらが一般的に知られている血の種類だ。

さらにそのA型やB型の中にも色々な種類が存在する。

一般的には、人は同じ血液型の人からしか輸血をしてもらうことはできない。

だがO型の人は、他の血液型の人には輸血できるが、自分はO型の人からしか血を貰えない。

O型の血液は他のどの血液型にも有効な便利な血液である。

つまりO型の人の血液を貰えばA型の人もB型の人も助かる、というわけだ。

しかし、例外というものも存在する。

それが俺、御巫彩斗みかなぎあやとだ。

だが例外と言っても至って普通の家に生まれ至って平凡な暮らしをしてきたただの学生なのだ。

特殊な所はやはり”血”だ。

俺は他の人とは違い、とても珍しい”S型”と言われる血液型らしい。

世界でも2~3人しかいない程の。

さらにその中でも俺だけが、O型の血液を受け入れない体質なのだ。

つまりS型の人の血しか輸血出来ないということになる。

長い前置きになったが、本題に入ろう。

俺は今、血が足りない。

理由は俺の隣にいる吸血鬼だ。

名前はアリシア・アルフォード。

種族名はヴァンパイア。

こいつが俺の血を好んで吸うから、今貧血に悩まされている。

では、こいつと会った出来事を話そう。

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