表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私が新婚三ヶ月で離婚した理由

作者: 頭山達朗

Yahooブログに再投稿する予定です。

 私が僅か新婚三ヶ月で妻と離婚したのは、妻が嫌いになった訳ではない。もちろん、他に好きな女ができた訳でもない。

と、言って妻には一切責任がない。妻の言動、行動が原因ではあるが、妻には責任がない。彼女の名誉のために言うが、妻は言って当然のことを言い、やって当然の行動をしたまでだ……。



 私が便秘でずっと苦しんでいる。二・三日便通がないのは当たり前だ。何日ぶりにトイレに座ったときは、それこそ冷や汗をかく事になる。まさに“糞闘”する。


 あの日、私は久しぶりにトイレに座った。前回は何時だったか記憶が曖昧だった。

 私は全知全能を傾けて踏ん張った。私の父と叔父は心筋梗塞、脳梗塞で亡くなっている。健康診断を受けたとき医者から“あの時、あんまり踏ん張らないほうがいい。あなたも、それが命取りになる可能性がある”とアドバイスされていたが、その時はそんなアドバイスなどどうでもよかった。

 どれくらい座っていただろう? もう少しで出そうだった……。

 その時、ドアが激しく叩かれた。

 そして、妻がドアの向うで言った。「何時まで入っているの? あなただけのトイレじゃないのよ! 」

 それで、折角、出かかった物が引っ込んでしまった。

 私は肩をすくめて便器を離れた……。


 そして思った。

 結婚する前、アパートで独り暮らしをしている時にはトイレは私専用だったがこれからはそうはいかない。さらに、これから子どもができたらたった一つのトイレにさらに利用者が増えることになる。

 何時か職場の定年前の上司が言っていた。“家じゃ、朝、トイレもゆっくり入れない。娘に追い出されてしまう”


 こうして、私は離婚を決意した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ