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AM00:01  作者: 神原猫美
9/14

00;05「まさかの再会」


 「お前は、宮子なのか?」

 「ハァ、だから、何言って……」

 「俺は転生した。これがお前にもわかる意味だ。」

 「……」


 宮川の後をついてきた彼と木戸。

 だが、 目撃したのは彼らの 因縁 とも言えるだろ関係を

   彼、いや、木戸が目撃してしまった。


 「へ?……(何がどーなってんの?つーか

     


       俺、なんでここにいるわけーーーーーー!!!!)」


 木戸が考えてる間にいつの間にか放課後になり、レストランで話し合いになっていた。

 二人は向かい合うように座り、その間に木戸が座っている状況だ。

 

 「で、どこから話すべき?」


 宮川が彼に尋ねる。

 

 「どうして、……お前までがここにいるか。それだけの理由だ。」

 「……、お前は、本当に歩は理由を述べるのが好きだよな、……。俺がこっちに来たのは……、「あゆ」が亡くなった翌日からや。」

 「……え?「あゆ」って?」


 自然と悠然と話す二人に木戸は疑問を口にする。だが、二人は「?」が出そうになったが我に返る。

 

 「あゆっていうのは、俺の前の人生の名前。」

 「そっ、それで俺はその「あゆ」って奴の友人「宮子」」

 「へ、へぇー、で、でもなんでその二人が……。」 

 「ああ、俺たちは、転生したんだ。」

 「…………て、てんせい?」


 今にも頭の中が混乱しそうな木戸。歩・雅は笑いを零しながら話した。 

 友人と過ごした日々、辛かった日々、そしてあの日の事。


 「せやから、俺は「あゆ」を追いかけてきたんや……今度こそ助けるって、今度こそ。」

 

 先に思いをぶつけたのは雅。少々、おかしな部分もあるが……。


 「(や……これってヤンデレでしょ。どう考えても……本物を生で……)」(汗)


 助けようと木戸は歩のほうを見る。けど、歩の顔はどこか悲しげで……何も言えなかった。

 それでも雅の言ったことはなんとなくわかった気がした。


 その後は「彼女」としての人生の話を聞いた。

 なんとなく面白くて楽しい日々だったんだな。と木戸は感心していた。


 

 そして、時間は過ぎ……。

 

 帰り際、彼らはストリートバスケのできるコートに来ていた。

 

 「それで……どうするの?二人は。」

 「ああ、とりあえず、このまま……。」 

 「生活していくよ。昔からの友人なんだからさ。」

 

 ドリブルでかわしながらボールをゴールの中へと入れる。その

ゴールから落ちてきた、ボールを拾いコート外の雅からコートの中にいる歩へと渡る。 彼らはバスケをしながら話をしていた。

 

 笑いあう二人。 二人にはもうーー。

 

 「まぁ、でもこれからやろ?あゆ?」

 「ああ、そうだな。」



 二人には怖いものはないのだろうか

        それともこれからが怖い出来事が起きるのだろうか?












     「じゃあ……」













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