00;01「初めまして・2」
それからー数ヶ月後、中学生になった。
彼は、おとなしいイメージと勉強熱心なイメージを定着させた。思いのほか他人には効果的だ。
『歩って、スゲー頭いいらしな』
『なんでも小学校でも満点をとってたらしいぜ?』
『その上、イケメンなのよ!』
『すごいわー。私あの人とお付き合いしたいわ♡』
『無理よ、無理。私達じゃあ吊り合わないもの』
本当に凄い……作者も驚きだ……。
部活はバスケ部に入った。
身長は170cmでポジションは、c・pfをやることになった。
部活仲間からは、pg・sgのかと言われたほど……
言われたことがなかった。……嬉しい
あの時とは違って、なんでだか温かいな。あの時が影なら、今は、光……
明るい人生に転生できたな。俺ーーーーーーーーー。
そう改めて実感する。だが、前世では事故にあって死んでいることを忘れているのではないのかと?と、問いかけるように脳にそんな言葉がよぎった。
忘れてねぇよ。あんな痛い思いをするならもう二度と起こさねぇよ。
起こさないようにして誰も。誰にもーーーーー
ガン!その日の帰り道。友人が事故に合いそうになり、とっさに体が動いた。友人はかすり傷程度の怪我、彼は足を捻挫してしまった。だが、友人は泣きながらも彼に謝っていたが彼は「大丈夫。なんともないから。」と友人に言った。
良かった。同じことを 繰り返さなくて。
ただそれだけでも今の彼には救いである。ふと、涙が 溢れた。。
その後、本来なら出なければならないバスケの試合、出ることはできなかった。当たり前の話だ。怪我をしているのに試合に出ようなんて考えは甘い。
少しばかりの甘い考えのある中学一年生活が、終わり。
中学二年、なんとなく反抗したくなる時期、なんていゆうのは彼にはない。前世ではあったかもしれないが、周りに迷惑をかけて、泣きわめいて、一人になりたくて、同しようもない時期が……。
あの時は、どうやって解消していただろうか……?
そんなことを考えながら 解消方法を考えながら
二年生の夏、初の大会に優勝した。
その後も、中学三年の夏の大会で優勝。部活は悔いの残らない思い出となった。 ただ、今の所は………
部活を引退後、高校の受験勉強に励んでいる。
けど、高校なんて決まっている。部活関係で5校程スカウトされた。その中からある強豪校を、選んだ。
けど、正直そいうのは別にいい……普通に過ごして普通の大学まで行ければそれで………。
っとーーなんとなく素っ気ない考えになってしまったが………
それでも……それでも………。
ズキッー頭に痛みがはしる。
何かを思い出そうとするが何も思い出せない。
君は誰だ?俺はなにか忘れているのか?
そして彼は、倒れた。
翌日、自宅で目を覚ました。「そうだ。」と一言つぶやき。
「宮本 宮子 あいつは無事なのだろうか……。」
はい!いつも中途半端に投稿してすみません!一時保存が出来なくて書いたら投稿する形で……次からは一話が完璧に終わるように頑張ります!ノートに書きながらやっているので進みは遅いです……。
次は高校編です!