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AM00:01  作者: 神原猫美
12/14

00;08「想像してみました・2」

「なぁ、バスケ選手っていうの入ってないのか?」

「え?」


歩が答えを出そうとする中、雅はこの言葉を口にする。

歩は、少し迷った。せっかくできた事をみすみす放り出すことは出来なかった。

だけど……。


「みや、確かに、それもあるけど、俺は自分のやりたいことをやってみようと思うんだ。」

「……そっか。お前には夢があるもんな。」

「ああ、すまない。でも、これが最後の我が儘なんだ。」


これが歩の出した答え、そして雅に対する「最後の我が儘」。彼が「宮子」の時にも言っていた、いや、言えなかった事を今更ながらも言えた言葉。

 

 「最後じゃねぇーよ。最初だろ?」

 「いや、俺にとっては最後だよ。」

 「……たくっーー、んで、どうするんだ?」

 「ああ、そのことなんだが。」



 雅いや、「宮子」本当にありがとう。俺の「あゆ」としての友人、いや言い方が難しいな。けどな、 本当にありがとう。こんな俺なんかに……





 


 翌日、、、

 

 「え!大学に行きながら小説家になる!?本気かよ、歩」

 「ああ、これは昔から「あゆ」として生きているときからの願いなんだ。」

 「ふうーん、歩が小説家なら俺、編集者になろうかな。」

 「「!」」


 いつもの昼休みに弁当を食べながら話し合う歩・雅・裕也。

 だが、裕也の提案にキョトンとする雅・歩……今にも星が飛びそうな勢いの発言だ……。

 

 「ん?なんだよ。俺変なこと言ったか?」

 「い、いや。」

 「裕也が、真面目な発言を……した。ま、まさか奇跡か!これがキセキというもんなのか!?あゆ!」

 「みや、取りあえず落ち着け。キセキはそう起きることはないから。」

 「いや!お前ら絶対おかしいよ!なんで?」

 

 裕也の意外な発言に雅は……ご乱心……。歩もつられてご乱心で、発言がおかしい。ツッコム裕也は赤い涙を流している。

 

 「まぁ、取りあえず、そいうことなら俺も嬉しいけど……裕也には向いていないと思うけどな……。」

 「へっ!?」

 「あーいう仕事は几帳面な人じゃないと。」 

 「ん”-、確かに……」

 「それでもええんやないか?」

 「「?」」

 「そーなると……。」

 

 得手・不得手の話になっているうちに雅は……。


 「せやったら、うちは漫画家になろうやないか!」

 「「え?」」

 「せやから、あゆが小説家・うちが漫画家・担当編集者がユウ(裕也)でどうや?」(ドヤ顔)

 「……」

 「いいかもな、それ。」

 「え!?」

 「せやろ?それやったらお互い、やりがいの仕事ができると思うんやけど、どうや?あゆ。」

 

 こうして出された提案により、 歩は小説家 雅は漫画家  編集者が裕也

ということに決まったが……歩は不満の表情。

 

 「裕也、お前はそれで本当にそれでいいのか?」

 「?」

 「あゆ、何言っとるんや?」

 

 “本当にこれでいいのか?”歩の言葉に雅・裕也は驚きを隠せない……。

 

 

















     次回……



















     

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