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十三課には関わるな  作者: 宙美姫
3/4

第3話

港付近の倉庫

パトカーのサイレン、赤色灯。

閉鎖されてる規制線の先、十三課が警戒する。

静かな雰囲気。

異音、変なノイズが響く。

十三課の死神、エース、さぎりが警戒する。

死神「たぶん、ここらへんだ。」



封鎖規制線の付近

上司と新人が規制線の前で警戒中。

新人「上司。」

上司「動くな。」

新人「でも。」

上司「でも、じゃないわ。動くな。見るな。私たちの仕事は

規制線を守る事。十三課に関わらないで。あなた、呪われるわよ。」

新人「えー。」



港付近の倉庫内

静かな雰囲気が一変、『時空震』が発生する。

さぎり「来たっぽいわね。」

何かを感じたエース、倉庫の天井部に目を向ける。

エース「いるわ! あそこよ!」

倉庫の天井の鉄骨にぶら下がるその姿ーコウモリ女である。

死神「いたぞ!」

銃を取り出し、怨念銃弾を発砲するエース。

怨念銃弾、発砲の火薬の音と同時に呪いの声を上げて

コウモリ女に向かって飛んでいく。

怨念銃弾「ひやあああ~っ!」

だがコウモリ女はそれを物ともせず、小さなコウモリに分列して逃げる。

エース「さぎり!」

さぎり「わかっとるわ!」

さぎりは素早く邪念封印剣を抜刀して、ケタケタ笑い声を上げて

飛び交う小さなコウモリ群に切り掛かる。

邪念封印剣「おお~! 今度はコウモリ女ですのー!」



封鎖規制線の付近

規制線前で気になる新人。

現場をちら見する新人。だがー。

新人「あれ?」

ぼんやりしてよく見えない。

かすむ空気感の中、死神だけははっきりと見える。

他はよく見えない。

新人「あれ? あれあれあれー?」



港付近の倉庫内

エース&さぎりの戦闘。

今度はエースが無数に分裂したコウモリ群にピンチになる。

無数に分裂したコウモリ群が背後からエースに襲い掛かろうとする。

さぎり「危ない!」

さぎりの邪念封印剣、エースの背後のコウモリ群に切り掛かる。

邪念封印剣「どやあああ~っ!」

その攻撃を避けるためにエースの背後から逃げ出すコウモリ群。

エース「おっと! びっくりした~!」

無数に分散していたコウモリがひとつに合体して、再びコウモリ女に合体する。

死神、呪文を唱えながら手に持つ聖水をコウモリ女に振りかける。

コウモリ女「ぎゃーっ! 熱いわ!」

攻撃を受けて弱っていたコウモリ女、悲鳴をあげ動きが鈍くなる。

死神「今だ!」

さぎり「まかせろ!」

エース「ふざけんな、こいつ!」

さぎりの邪念封印剣とエースの怨念銃弾が共闘して合体した

コウモリ女を攻撃する。

邪念封印剣「いったっだきまーす!」

怨念銃弾「ふぎゅるっぱーっ!」

悲鳴を上げて、灰燼と化すコウモリ女。

共闘してお互いガッツポーズを交わすエースとさぎり。

邪念封印剣「ふむふむ。今回のも、いい食感であった。」

灰燼とかしたコウモリ女を回収するエース。

灰燼のコウモリ女「やめろ! おまっ! わらわを利用するなー! やめんかー!」

エース「今回もいい素材が手に入ったわ。」

戦闘が終結。付近に呪文を唱えながら封印のお札をはる十三課。

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