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自信家
おれはもともと
過剰なまでの
自信家で
おれなら出来るという
根拠の無い自信で
満ち溢れていた
だからおれは
人から見れば
笑われるぐらいの
夢想家でもあった
実際には
何にも無い
ビンボー詩人にも
関わらず
夢だけは
人一倍
大きかった
人に聞かせたら
バカにされるか
失笑されるぐらいの
夢想家だった
それでもおれは
夢だけは
捨てられない
たとえ人から
見限られても
おれは自分の
信念を
貫き通すつもりだ
もともとおれに
期待してくれる
人なんか
一人もいなかった
だからおれは
たとえ
一人ぼっちに
なったとしても
自分の
信じる道を
歩いてやる




