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機械人間
人生に
何の夢も希望も無く
毎日何の楽しみも無く
ただひたすら
機械のように
単純作業を
毎日繰り返しながら
働いている
人たちが
いることを
おれは知っている
今のおれは
毎日楽しく
仕事をしているし
音楽と言う
楽しみもある
おれが知っている
女たちも
毎日楽しそうに
仕事をしている
毎日毎日
何の夢も希望も無く
ひたすら働いて
楽しみも無く
死ぬことを
待ちながら
働き続けている
人たちが
いることを
おれは知っている
おれはどんなに
キツい仕事を
しても
夢も希望も
失わなかった
音楽や詩作といった
楽しみや
ストレス発散の
小道具もあった
作家になりたいと言う
夢も失わずに
生きてきた
そう思うと
おれの人生は
まだ良い方だった




