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忘却の彼方
いずれは
おれの作品も
おれ自身も
世間の人たちから
忘れ去られて
忘却の彼方へと
追いやられて
しまうのだろう
おれが生きている間に
どれぐらいの
ところまで
いけるかどうかは
まだ分からない
おれが今まで
書いてきた
無数の
詩の数々も
いずれは
世間の人たちから
忘れ去られて
忘却の彼方へと
追いやられて
しまうのだろう
おれが生きている間に
どれぐらいの
ところまで
いけるかどうかは
まだ未知の世界だ
でもいずれは
忘却の彼方へと
追いやられて
しまうのだろう
後々まで
遺るのは
ほんの一握りの
人たちだ
大抵の人は
忘却の彼方へと
追いやられてしまう
おれがこれから
生きている間に
どれぐらいの
ところまで
いけるかどうかは
まだ分からない
それでもおれは
やるしか無い
今までのように
人から笑われても
あるいは
人から絶賛されても




