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闘技場にて
赤城さんと合流した次の日。僕たちは、とある場所に来ていた。
「本当に、ここでいいのよね?」
「多分そうだと思います」
ここにいるのは、空母赤城と加賀、戦艦長門、駆逐艦時雨、陽炎、島風――の擬人化バージョン。
ただ一人だけ男がいるのは気にしないでほしい……。
っていうか、男なのに髪の毛長すぎ! しかも用意されてた服は女子用だし。狙ってなかったにしろ、これはひどい。似合わないわけじゃない(というよりむしろ似合っている)けど、もう少しまともな恰好をしたかった。
だって今日は――ちょっとしたイベントだから。
「さて、皆さん。準備はいいですか? ここに来る予定のギルドは、皆さんと同じ兵器系のリヴァイヴァーのギルドです」
ラファエルが言った言葉で、間の抜けた空気が緊張する。
全員が戦闘態勢に入った。
僕も連装砲を展開し、走りだす準備をしていた。
ここは、ギルド同士が争う、闘技場。いつからあるかわからないが――各々の勢力が争うために作られたものらしい。
むしろ、前僕がチンピラみたいなのと戦ったのがレアケースなくらいだ。
反対側の扉が開き、敵が現れた。