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隠し事
一つだけ、私はマスターに隠し事をしている。たった、一つだけ。
でも、それは決して言うことのできないものだ。
言うことは簡単だ。でも、言ってしまえば、あの子は私を――どうするのだろうか?
彼は、次々に味方を増やしていっている。そしておそらくは、世界の覇権を争って戦っていくのだろう。
そして、彼は知るはずだ。
――code:reliver。この、言葉を。
それは、私の決して言えない秘密につながっている。
自分でも、どうしてかは分からない。でも、絶対にそうだ、と心の中で誰かが叫んでいる。