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Code:Reliver  作者: へーがたくちくかん
第一章 「孤独」
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空母赤城

街に着いたら、飛行甲板のような盾をもった女性がいた。きっと赤城さんだろう。

あ、さん付けなのは先輩だから。そりゃそうだよね、最新駆逐艦――しかも、現れた時にはその設計コンセプトがお古、みたいな駆逐艦だからね僕。

「久しぶりね」

「そーですね」

……なんだろう。すごく一人ぼっちな気がしてきた。理由はわかっている。

僕だけ、男だ。うん。いやまあね、船って女性名詞だからさ当然かもしれないけどさ。

これはひどくないですかね?

「これで、駆逐艦は10隻。まだまだ足りないな」

「足りない?」

「ああ」

聞いたところによると、現状は戦艦二隻、空母四隻、駆逐が十隻らしい。

で、他に零戦とかその他戦闘機もいるらしいけど――魔法には対抗できないらしい。

そりゃそうだろうと思う。

特に戦艦なんて、火力はあれど人間となってしまえば装甲は固くはないし、命中精度も悪い。

さらに回避性能も低い、となれば――当然だ。悲しいけど。

「むむむ……一応僕は、この子のおかげで能力は強化されたんですけど」

「ええと、島風さんと契約した――まあつまり、島風さんの命令下にある――未来の兵器です」

「は?」

赤城さんが唖然としている。そりゃそうだろうな。

いきなりそんなこと言われたって、どうしようもないだろう。

「ま、まあいったん家に入りましょう」

そんなこんなで僕たち四人は家に(というより家に近いなにか)に入った。

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