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Code:Reliver  作者: へーがたくちくかん
第一章 「孤独」
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代償と決意

すっかり言い忘れてましたが、この話は、主人公と、ヒロインの二人の視点が入れ替わりながら進んでいきます。そのことを伝えておきます。

ていうか、予想以上に多くの人が読んでいるのに驚いています。

ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします!

ところで。どんな奇跡にも、代償は必要だ。それは、魔術であろうと、科学であろうと、同じことだ。

そして、それは未来に行こうが変わることはない。

シフトチェンジを使用したその瞬間、人工心臓が痛む。

(……ッ!? やっぱりなの?)

私は、未来から来た。つまりは、ここで過去が変わってしまえば、消えるかもしれない。

そしてもう一つ。

私の仲間たちのことだ。私は、そこそこ上位の機体だから、すぐに消えることはない。

でも、割と低い機体は、最悪すぐに消える。

そして、それがわかってしまう。

今のところは、問題ない。でも、いつまで私はマスターを支援できるのか?

私は、私自身の記録を見ることができない。だから、自分の本来の未来につながるための行動がわからない。

それが、一番怖い。

もしかしたら仲間を殺してしまうかもしれないという恐怖。

もしかしたら世界ごとなくなるのかもしれない。

「ラファエル? どうかした?」

「いえ、何でも。――そんなことより、町が見えてきました」

でも――私は、最後までこのマスターを信じたい、と心の底から思う。

これが、恋愛感情とかそういうやつなのかは、わからないけれど。

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